【RIZIN】石井慧と1回戦で対戦 チェコ代表プロハースカ RIZINトーナメント出場選手インタビュー(4)
RIZINトーナメント1回戦で石井慧と対戦するチェコ代表プロハースカは「すでに準備はできています」と自信 【(C) RIZIN FF】
トーナメント第3試合で石井慧と対戦することになったチェコGCF代表のジーリー・プロハースカ。石井との対戦に向け冷静に語った。
プロハースカ「すでに準備はできています」
プロハースカ とても清々しい気持ちです。すでに準備ができています。あとは戦いを待つのみです。
――対戦相手は石井選手となりましたが、彼の第一印象は。
プロハースカ 素晴らしい選手だと思います。私にとって、ふさわしい対戦相手になるのではないでしょうか。日本という国は彼の故郷でもあるので、おそらく彼にはファンの注目がたくさん集まると思います。しかし、チェコという北海道よりも小さい国にもこんなに強い選手がいるということをぜひ日本のみなさんにも見ていただきたいです。
――日本は石井選手のホームですが、プレッシャーは?
プロハースカ まったくありません。私にも技術がありますし、何より勝ちたいという気持ちがこんなに強い。もちろん日本という国、そして日本人である石井選手をリスペクトしていますが、それでも私は彼に勝ちたいと思っています。
――RIZINに向けての準備はどのようにしていますか?
プロハースカ 1週間前にロシアで試合に出場しました。幸い勝つことができたので、そのいい流れで今度はRIZINに向けて毎日のように一生懸命頑張っているところです。自分の最大限の力を発揮して勝利に向かいたいと思います。
――GCFというのはどんな大会でしょうか。
プロハースカ 正式名称はグラディエイター・チャンピオン・ファイティングで、簡単にいうとチェコにおける最強の格闘技大会です。私もGCFでこれまで国内外のいろんな選手と戦ってきました。そのおかげで今の私がいます。私の戦う精神の土台を築いてくれた大会です。
――最後に、年末に向けての意気込みをお願いします。
プロハースカ 私が格闘技の世界に入った頃から日本のPRIDEをよく見ていて、のちに宮本武蔵の五輪書に出会い、それを機に武士道そのものを深く勉強しようと思いました。武士道の国、侍の精神が生まれた国で試合に出場できることを本当にうれしく思っています。清らかな気持ちで、そして全力で試合に挑みます。
【印象に残った試合】
RIZINトーナメント第3試合で石井慧と対戦するチェコ代表のジーリー・プロハースカ。宮本武蔵の五輪書に出会い、武士道精神を心からリスペクトするようになった彼が敬愛するのは、ブラジルの総合格闘家リョート・マチダである。特に2012年8月4日のUFCで行われたライアン・ベイダー戦が印象に残っているという。結果は2ラウンド1分32秒でリョートのKO勝ち。
「印象に残る試合はたくさんありますが、ひとつ挙げるならその試合です。リョート・マチダ選手が見せてくれた洗練された技術やタイミング、戦いの中でのリズム、間合いが素晴らしかった。この試合は、自分のスタイルを磨くうえで大いに勉強になったと思っています」
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