ThreeBond Racing予選/決勝レースレポート【全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦、第2戦】
2025年シーズン開幕! ThreeBond Racing新体制初戦!
Round.1 公式予選 / Q1を8番手で終え、惜しくもQ2進出を逃す
Round.1 決勝 / アクシデントに見舞われたオープニングラップ
スターティンググリッドが後方だった三宅選手はスタート合図までの停止時間が短く、その分タイヤが冷えずにグリップを発揮したことで優位にあった。実際、NIPPOコーナーに向けた加速は良く、三宅選手はNIPPOコーナーアウト側から山下選手に並べると判断、加速を続けた。しかしながら、僅かにコーナーアウト側にタイヤがはみ出したことで車両はコントロールを失い、スピン状態となって外側のタイヤバリアに突っ込み、車両後部を破損。走行不能となってしまい、オープニングラップを走り終えること無くレースを終えることとなった。
Round.2 公式予選 / アクシデントによる車両修復からのぞんだ予選
翌9日(日)は朝から快晴。午前10時15分から始まった公式予選Q1グループAに、三宅選手は無事出走することができた。しかし、前日とは風向きが変わった上、前日のクラッシュによって大幅な修復作業を行ったため、操縦の感覚が変わり、走り出した三宅選手は前日と異なる感触にとまどいながらタイムアタックを行わざるを得なかった。その結果、タイムは1分38秒634と、出走した11台中10番手となり、Q2進出は叶わず、スターティンググリッドは最終的に20番手と決まった。
Round.2 決勝 / 13位でフィニッシュ、ベストラップは全体の7番手をマーク
三宅選手はスタート直後にタイヤ交換をしようと考えていた。しかし、多くのチームが早めのタイヤ交換準備を始めたのを見たチームは、三宅選手と無線を通じて相談し、コースに戻った際に同じタイミングでピットアウトした選手と集団になって走ることでペースが上がらなくなる可能性を回避し、タイヤ交換を遅らせる方向へ戦略を転換した。
戦略は的中し、前方が開けた状態で周回を重ねることができ、20周目には5番手での走行となった。
ここで三宅選手はピットインを行い、事実上14番手でコースに復帰した。前を走るのは1周目にタイヤ交換を終えた福住仁嶺選手で、新しいタイヤを装着した三宅選手のペースは良く、24周目のスプーンカーブ進入で福住選手のインに飛び込み、順位を入れ替えた。
その後は前を走る山下選手を追いかける展開となり、順調に追い上げを見せていたが、28周目にコース上でアクシデントが発生し、車両回収のためにセーフティーカー(SC)が導入されて、そのままレースは31周を周回しフィニッシュを迎えた。
三宅選手の正式順位は22台中13位、レース中のベストラップは全体の7番手だった。
ドライバー:三宅淳詞 コメント
監督:塚越広大 コメント
トラックエンジニア:一瀬俊浩 コメント
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