大天使ガブちゃんの仇を、イラプト。 「競馬巴投げ!第110回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

大人しかったゴールドシップ、これがいいのかどうか

[写真5]ひと叩きされたアドマイヤデウス、一変に注意 【写真:乗峯栄一】

 どうも、話が逸れ過ぎて、戻って来ないが、とにかくJC予想だ。まず写真説明から。今週は先週月曜まで競馬があったことから変則調教で、木曜早朝に行ったら、ショウナンパンドラなど、既に水曜に追い切りを終えた馬もあって、結局、出走関西馬で撮れたのは5頭だけだった。てな、言い訳をしつつ。

[写真1] はゴールドシップ。春天皇賞前などとちがって、いたって大人しかった。これがいいのか、どうなのか。ゲート再審査はしっかり通ったらしいが。

[写真2] は宝塚記念、秋天皇賞を含めて重賞4連勝中のラブリーデイ。おそらく一番人気だろう。下のコース追いだったが、追い切り後逍遥馬道を上がってきたので撮れた(白柵が邪魔だけど)

[写真3] はミッキークイーン。ここまでの3頭が“関西3強”ということになるんだろうが、この写真は今週のものではない。どうもミッキークイーンとは写真の縁が薄くて、これは今年の桜花賞週のものである(しかもミッキークイーン、賞金不足で、この桜花賞には出られていない)。

[写真4] はヒットザターゲット。目黒記念のごとく、忘れたころにやってくる馬というイメージはある。

[写真5] はアドマイヤデウス。ここ2走の春・秋天皇賞は惨敗しているが、一叩き一変はあるかも。

[写真6] はカレンミロティック。僚馬・同馬主のカレンブラックヒルが引退して、セン馬ミロティックが奮起するかもしれない。

パスキエ・イラプトが逆境フランスの底力を見せる

[写真5]カレンミロティックは引退したブラックヒルの分まで 【写真:乗峯栄一】

 で、予想なのだが、久々外国馬が勝って欲しいという願いもこめて、フランス馬イラプトからいく。凱旋門賞は5着だったが、馬群に突っ込んでいい脚を見せている。3歳馬伸び盛りというのもいい。鞍上パスキエは04年、07年に来日しているが、「うまい」という印象が強烈に残っている。馬群の合間でも躊躇なく入っていく。パスキエ・イラプトが逆境フランスの底力を見せる。

 単(8)イラプト千円。3連単頭(8)固定、ヒモに(1)ラブリーデイ、(11)ミッキークイーン、(13)ヒットザターゲット、(14)イトウ、(15)ショウナンパンドラ、(12)ゴールドシップの6頭、30点各300円で9千円。合計1万円でいきます。(複勝コロガシは今秋は力尽きました)

乗峯栄一の1万円馬券勝負!

<今週の1万円勝負(ジャパンカップ)>
単勝(8)イラプト×1,000円
3連単(8)イラプト1着軸固定→(1)(11)(13)(14)(15)(12)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(エリザベス女王杯)>
単勝(18)ヌーヴォレコルト×1,000円⇒ハズレ
3連単(18)ヌーヴォレコルト1着軸固定→(10)(2)(14)(8)(15)(5)[30点]×300円=9,000円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−40,000円−10,000円=−50,000円

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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