新女傑にヌーヴォ(新)レコルト。「競馬巴投げ!第109回」1万円馬券勝負

乗峯栄一

ラキシスとヌーヴォは古い写真で無念なり

[写真6]連覇を狙うラキシス、これは宝塚記念週に撮影したもの 【写真:乗峯栄一】

 そんなことを言いつつ、女王杯の検討だ。

 とりあえず写真の説明から。今週は、たぶん一番人気だろうラキシスが撮れなかったし、馬がかぶったり、ほぼ同時刻に坂路に上がってきたりで、あまりビッシリ撮れなかったのが残念なのだがと、イクスキューズしつつ、とりあえずアイウエオ順で。

[写真1]は3連勝、上昇機運のウインリバティ。

[写真2]は秋華賞でミッキークイーンに迫る末脚を見せたクイーンズリング。

[写真3]はローズSでミッキークイーンを振り切ったタッチングスピーチ。

[写真4]は府中牝馬で差し切り圧勝したノボリディアーナ(前)と同レースで2着に突っ込んだスマートレイアー(芦毛)。ほぼ同時に坂路駆け上がってきたので、スマートレイアーはこの姿でしか撮れなかった。無念です。

[写真5]は前走、淀の2200で適性を見せたフェリーチェレガロ。

 有力馬ラキシスとヌーヴォレコルトは古い写真です(これも無念なり)。

[写真6]は宝塚記念週のラキシス。

[写真7]は去年の秋華賞週、栗東滞在中のヌーヴォレコルトと斎藤誠調教師。

現役牝馬の中で最強はヌーヴォレコルト

[写真7]こちらは昨年秋華賞時のヌーヴォレコルトと斎藤誠調教師 【写真:乗峯栄一】

 それで予想なのだが、このコラムの最初に戻り、ミッキークイーンがJCでどういう走りをするかにもかかっているが、現役牝馬の中で最強はヌーヴォレコルトのように思えてならない。

 宝塚記念やオールカマーでは勝てなかったが、それこそ、牡馬相手に互角以上の戦いをしてきた。2千以上の距離でのハーツクライ産駒の強さを証明している馬のように思える。大外枠となったが、ゆったり行く馬なので問題はないとみる。去年秋の淀での2着2回の悔しさを晴らすだろう。

 ヌーヴォ(18)の単千円。(18)頭固定3連単、ヒモにラキシス(10)、クイーンズ(2)、ノボリ(14)、タッチング(8)、ルージュ(15)、タガノ(5)の6頭、30点各300円で合計1万円。

 しつこくG喫勝コロガシ(18)千円。もし成功したらマイルCSはヴァンセンヌに転がす。

乗峯栄一の1万円馬券勝負&GI複勝コロガシ!

<今週の1万円勝負(エリザベス女王杯)>
単勝(18)ヌーヴォレコルト×1,000円
3連単(18)ヌーヴォレコルト1着軸固定→(10)(2)(14)(8)(15)(5)[30点]×300円=9,000円

<前回の結果(菊花賞)>
単勝(15)ジュンツバサ×1,600円⇒ハズレ
三連複(15)ジュンツバサ軸→(17)(7)(12)(11)(4)(2)(5)(10)[28点]×300円=8,400円⇒ハズレ

<前回までの収支>
−30,000円−10,000円=−40,000円

<今週のGI複勝コロガシ(エリザベス女王杯)>
複勝(18)ヌーヴォレコルト×1,000円

<前回までのGI複勝コロガシ>
複勝(10)レッツゴードンキ×1,000円(秋華賞)⇒ハズレ
複勝(15)ジュンツバサ×1000円(菊花賞)⇒ハズレ

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著者プロフィール

 1955年岡山県生まれ。文筆業。92年「奈良林さんのアドバイス」で「小説新潮」新人賞佳作受賞。98年「なにわ忠臣蔵伝説」で朝日新人文学賞受賞。92年より大阪スポニチで競馬コラム連載中で、そのせいで折あらば栗東トレセンに出向いている。著書に「なにわ忠臣蔵伝説」(朝日出版社)「いつかバラの花咲く馬券を」(アールズ出版)等。ブログ「乗峯栄一のトレセン・リポート」

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