中邑がIC初防衛 AJと刺激的初対決実現へ IWGP王者オカダと棚橋がブチ切れ大乱闘

高木裕美

石井が本間を下しNEVER初防衛

王者・石井が本間との激闘を制しNEVER無差別級王座初防衛に成功 【横田修平】

 NEVER無差別級選手権試合では、王者・石井智宏が本間朋晃を退け初防衛に成功した。石井は今年の8.12後楽園大会で本間に敗北。本間の「G1クライマックス」17連敗という不名誉な記録を止める、歴史的な屈辱を味わった。
 本間は観客の大声援を背に、場外でダウンする石井めがけてコーナートップからの大こけしを見舞う捨て身の攻撃を炸裂。さらには破壊力のあるこけしロケットを惜しみなく連射してくるが、石井も意地の頭突きで対抗。ゴツゴツとした打撃戦から、石井がラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで激闘を制した。

ハイフライヤーコンビがトーナメント優勝

リコシェ&マット・サイダルのハイフライヤーコンビがジュニアタッグトーナメント優勝 【横田修平】

 8チームが参加した「Super Jr. Tag Tournament 2015」決勝戦では、リコシェ&マット・サイダルのハイフライヤーコンビが、ロッキー・ロメロ&バレッタの六本木ヴァイスを破り初優勝。六本木ヴァイスの必殺技ストロングゼロを阻止すると、息の合った連係と華麗な空中技でペースをつかみ、同時にエアーサイダル(シューティングスタープレス)を決めてフィニッシュ。
 試合後、サイダルがレッドラゴンの持つIWGPジュニアタッグ王座への挑戦を表明するも、すでに王者組に勝利している六本木ヴァイス、さらにはヤングバックスまでもが名乗りを上げ、混沌状態となった。

EVILのピンチにパレハの内藤が乱入

“キングオブダークネス”EVILのピンチにパレハの内藤が乱入 【横田修平】

 10.12両国国技館大会で因縁が生まれた後藤洋央紀と“キングオブダークネス”EVILの一戦は、EVILのパレハ(相棒)である内藤哲也が乱入。後藤と柴田、内藤とEVILで新たな遺恨が勃発した。
 元ヤングライオンの渡辺高章から、闇の世界に生まれ変わったEVILは、ふてぶてしい表情でイス攻撃などの反則行為。後藤は「渡辺!」と叫びながら襲い掛かると、牛殺し、昇龍界でトドメをさそうとするが、そこに突如、私服姿の内藤が乱入し、背後からドロップキック。そのまま後藤に襲い掛かり、レフェリーが反則のゴングを要請した。
 なおも後藤へのリンチを加える内藤とEVILに、盟友・柴田が駆け付け、後藤を救出。リングに戻って来いと挑発する柴田に対し、内藤とEVILは無言で立ち去った。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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