ハリルホジッチ「求める理想はまだ遠い」 W杯アジア予選 カンボジア戦後会見

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カンボジア代表、イ・テフン監督のコメント

テフン監督は、「ホームでプレーするときは、もっとボールを動かして攻撃的なプレーをしたい」とコメントした 【写真:長田洋平/アフロスポーツ】

 やはり日本とカンボジアはレベルが違っていた。0−3で負けたが、守備をしっかりして、危険な場面をしのぐことができたし、頑張ることができた。

──11月にホームで試合がある。ホームでは攻撃的な試合をしたいと昨日の会見で言っていたが、次の戦いではどんな戦いをしたいと思うか?

 今日に関しては、私たちの選手は日本を恐れていたので、攻撃的なプレーをするのは難しかったし、やはりレベルは違っていた。それでも、この経験を踏まえて成長し、学んでほしいと思う。

──ディフェンスがハードワークしてミドルシュート以外は押さえられたが、最も気をつけた点というのはどういうことか?(田村修一/フリーランス)

 今日の試合はラッキーな部分もあったが、なるべく失点しないように心がけた。実は4人の若い主力選手がプレーできなかった。次回ホームでプレーするときは、もっとボールを動かして攻撃的なプレーをしたい。

──本田についてはどういう印象を持ったか?

 もちろん本田はワールドクラスの選手だ。今までも彼の試合はたくさん見てきた。今日も彼は世界レベルのプレーを見せていた。素晴らしいパフォーマンスだったと思う。あの得点がなければ、われわれはもう少し(日本の攻撃に)耐えられたのではないか。

──今日の収穫、ポジティブな点を挙げるとすれば?(宇都宮徹壱/フリーランス)

 日本のハイレベルな選手と試合をして、多くを学べたことだ。私は韓国出身なので日本のことを良く知っている。そしてトレーニングに際し、選手には基礎が大事だということを言い続けてきた。日本のベーシックな技術、コントロール、ドリブル、パスというものを間近で体験できたのは良かったと思う。

──25日からタイで調整して今日の試合に臨んだが、次のシリア戦についてはどう考えるか。選手の疲労はかなりたまっていると思うが。

 今日も選手はハードワークしたが、われわれはサッカーのレベルが高くないので、ひとつひとつの試合にチャレンジする必要がある。次はホームなので、勝ち負けよりもベストを尽くして、しっかりしたパフォーマンスをサポーターにお見せしたい。次の試合はもっとプレスをして、もっと攻撃をしていきたい。

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