ゆるスポーツ「ハンドソープボール」の体験会を開催!

Sportie/スポーティ

1ソープ!? ルールも簡単

【Sportie】

 ハンドボール体験会でボールの扱いに慣れたところで、ここからはいよいよハンドソープボールの出番です。

 ハンドソープボールのルールは、ハンドボールを基にしたもの(ボールを持ったら3秒以内にパスをする、3歩以上歩いてはいけない等)と、ハンドソープボール仕様に工夫されているもの(ドリブルは禁止、ボールを落としてしまうのは禁止等)が合わさったシンプルなルール。違反をすると手にぬるぬるのハンドソープを1プッシュする「1ソープ(ワンソープ)」のペナルティが与えられます。試合開始時にはハンドソープを「2ソープ」手につけます。

 また、ソーパーというハンドソープを補給するメンバーが各チームに1名いるのは、ハンドソープボールならでは。試合中はコートのラインの外側でハンドソープを持って、違反者にハンドソープを補給します。

 ハンドソープボールでのキーマンはこのソーパーです。1ソープを申告されたプレイヤーは素早くハンドソープをつけないと試合に戻ることができません。プレイヤーに声をかけて場所を知らせたり、プレイヤーがすぐにソープをつけられるように近くまで走って行ったりとソーパーの運動量はなかなか侮れません。

いよいよ試合開始!

【Sportie】

 ルールも理解したところで、参加者を4チームに分けた大会が実施されました。

 試合開始時の2ソープを手につけると、体験したことのないぬるぬるの感覚に参加者は大盛り上がり。ハンドボールのように片手でボールを投げようとすると、つるんとボールは逃げてしまいます。

 ボールを両手で投げたり、受け手に優しいパスをすることがハンドソープボールの鍵。相手のことを考える。まさに「誰かのために」。

【Sportie】

 ぬるぬるボールの慣れない扱いは、プレーヤー全員を平等に下手にするので、男性も女性も子供も同じチームでプレーできます。それでもドリブルは禁止で3秒以内にボールをパスしなくてはいけないので、ボールを受け取る側の運動量も多く、スポーツらしいスピーディーな展開も見られました。

写真の掛け声は「ハイ、ソープ!」 【Sportie】

 うまくボールをキャッチできずに転がったり、失敗してしまっても大丈夫。そんな時は笑い声があがり、1試合終わる頃にはチームメンバーも対戦相手も関係なく仲良しに。試合の最後は選手全員と握手をして終了です。

 普段スポーツといえば汗の匂いを連想しますが、この日ばかりは会場にハンドソープのいい匂いが広がりました。

2/2ページ

著者プロフィール

スポーツのさらなる楽しみ方やスポーツを取り入れた新しいライフスタイルを提案するWEBメディア。“する”スポーツだけではなく、”見る"スポーツやスポーツを“支える”ヒト・モノ・コトまで幅広くフォーカス。つい自分の生活に取り入れたくなるスポーツインスピレーションをあなたのもとへ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント