ランニングと恋愛は一緒 “物足りない”ぐらいがいい 走る女優×ランニングアドバイザー対談
【写真提供:デサント】
そこで今回は、「容疑者Xの献身」、ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ)、「ROOKIES」(TBS)等で女優として活躍しながら、3時間42分のマラソン自己ベスト記録を持つ高山都さんと、「週1回のランニングでマラソンは完走できる」の著者、真鍋未央さんの対談を通じて、その解決のヒントを探ります。
ランニングはジムではない、頑張らなくていい
【写真提供:デサント】
真鍋 やりすぎる人ですかね、続かないのは。ハマっちゃうのはいいんですけど、その反動で、ケガをしたりヒザを痛めたタイミングとかに、それっきり、ポキっと折れちゃうんじゃないですかね? スポーツジムに入会する感覚と似ているのかな? ジムも最初はめちゃくちゃ頑張っていくけど、何かの拍子でめっきりいかなくなるじゃないですか。
高山 私がまさにそれです! 走ることは続いているけど、ジムには全然行ってない!
――たしかに。調査結果でも継続できなかったランナーの24%が、ランニング開始当初、毎日走ってました。逆に継続できているランナーの38%は3日に1回。頑張りすぎないコツってあります?
高山 そのままの答えですけど、走りすぎないとか、やりすぎないこと。レース前とかは、頑張っていいと思いますけど、普段は余力が残るぐらいがいいと思います。「このあとも余裕で遊べるぞ」、みたいな感じでいいんですよ。
「今日は1キロ、距離をのばすぞー」とかではなく、「あ、気づいたらいつもより1キロ多く走っていた、気持ちいいなぁ」と思えるぐらいがいいと思います。
――それでも、ランニングを習慣化することって難しいですよね?
真鍋 そのためにがんばりすぎないことかなぁと思うんですよね。だからチカラを出し切らない。
高山 チカラを次回に繰り越す感じなら続くと思いますよ! ポイントとかじゃないですけど(笑)。