ランニングと恋愛は一緒 “物足りない”ぐらいがいい 走る女優×ランニングアドバイザー対談

デサント

ランニングとの関係は男女の仲みたいなもの?

【写真提供:デサント】

高山 男女の仲でもそうじゃないですか? あんまり一気に行き過ぎると、途中からひゅ〜んって感じに恋する気持ちが落ちちゃうじゃないですか? 「えっ? 今日はもう帰っちゃうの? 寂しい……」みたいになると、次に会える日のことを考えちゃう(笑)。

 帰り道で、次のデートの約束を取り付けたりして。ランもその感覚と同じでいいんじゃないかなって? 自分の恋愛に重ねてみてください。相手のことを全部知っちゃうと、突然、恋って冷めるというか落ち着いちゃうじゃないですか?

真鍋 ランは恋と一緒。なんかすごくわかる気がする。走り過ぎた翌日って、ランへの情熱ってほとんどない。なんだろう、全然楽しくないというか。

ちょっと頑張ったら、ご褒美をあげる

――ランと恋が似てる、ってなんだかすごく腹落ちしました。ちょっと話題は変わるんですけど、ランを継続させるお供になるものってありますか?

高山 やっぱり音楽ですかね。あとは、アプリ。ランニングのアプリって、走行距離が貯まっていくから、自分の成果が数字になって見えるので面白いんですよ!

 あと、もう何を食べるのかを考えて走ってますね。夜に焼き肉の約束がある時とかは、たくさん食べたいから、もう一周頑張っちゃおうみたいな!

――高山さん、めちゃくちゃランとうまく付き合ってますよね?

真鍋 彼女の場合、端から見ていてもそう思いますよ。ランと何かをうまく組み合わせているから、全然きつそうじゃない。なんだろう、「楽しみのために走っている」みたいな。ポジティブだし、常に何か楽しみを掲げながらやっていますよね。

高山 ありがとうございます。あと、そうですね……1度も聞いていないCDをiPodに入れて走ることで、新しい音楽に出会えるとか、そんな風に楽しんでます! あとは、焼肉と同じですけど、今日は友達とケーキを食べたいからその一皿分を消費するためにもう一周走ろうとか。男性だったら、ジョッキもう一杯分のカロリーを消費するために走ろうとか。引き算ばかりするんじゃなくて、引いた分、足してあげること、自分にご褒美をあげることって大事なのかなって思いますね。

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著者プロフィール

「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に、コーポレートブランドの『デサント』をはじめ、『マンシングウェア』、『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』、『アンブロ』、『マーモット』等、幅広いフィールドで展開するスポーツメーカーです。ランニング、サイクリング、サッカー、ゴルフなど、スポーツを通じてアクティブになるための情報を紹介します。 

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