音楽に合わせてバイクエクササイズ! やぎともこのボディ・ドライブ in ジャパン

やぎともこ

【やぎともこ】

【やぎともこ】

Fun Fun We hit the step step!
ときめーきを はこぶーよ チューチュートレ〜ン♪

 元気を出して『Choo Choo TRAIN』のメロディーでキーを打たせていただきます。イラストレーターのやぎともこです、こんばんは。

 さて、今回やぎは高負荷のトレーニングも可能なインドア・バイクエクササイズ、「スピニング」を体験してみました。このトレーニングは「スピニングバイク(スピンバイク)という固定式自転車を使って、調節可能のつまみで自分に合った負荷(ペダルの重さ)とともに、音楽に合わせながら行うエクササイズ。

【やぎともこ】

 通常の「自転車漕ぎ」と違う点は、自転車漕ぎは基本的に“単調に漕ぐのみ”であるの対し、「スピニング」はインストラクターのリードで参加者に今どんな道をどのように走っているのかイメージさせ、シーンに合わせて負荷を調整するという、“バーチャル・自転車の旅”の空間が作られていること。もちろん、実際は床に固定された自転車にまたがっているだけなのですが、一種のイメージトレーニングですね。

 早速ジムで予約をして、いそいそとスタジオに入ると、15〜20台くらいの固定自転車が先生(インストラクター)の自転車を囲むように並べられています。各々サドルの高さやハンドルの位置などを調整したら、自転車にまたがり、45分のエクササイズが始まります。

【やぎともこ】

 負荷次第で高強度のトレーニングができるスピニングですが、やぎはちょっと自信がなかったため、おそるおそる低負荷で始めました。ですが、あれよー。あまり低負荷で始めると、ペダルが軽過ぎて漕ぎにくい。カラカラしちゃって全く空回り。きちんと自分の体重に合った、ちょうどいい負荷からでないとやりずらいんですね。

 エクササイズは座って漕いだり、立ち漕ぎをしたり、スピードに合わせてハンドルの持ち方を変えます。その都度、負荷は先生の合図が出て、自分で調整していきます。

 と、先生がハード系(?)のタイプの先生ですと、負荷をガンガンに上げるように煽って(!)きます。それにつられて一度、限界的な負荷に挑戦してみたところ、なんでしょう……バイクの回転数が上がりまくって、心拍数も上がりまくって、それが最高潮に達した時、脳裏に浮かんだのは遠い学生時代の文化祭……。野外ステージでヘビメタか何かを大音量で聴き続けたような、独特のハイな感覚に。

 もはや自分は、人間ではなく、「回転する自転車の車輪そのもの」になっちゃったんだ!と錯覚しました……。ちなみにその時の先生のペダルを漕ぐ脚を見ると、あまりにも高速すぎてほとんど見えませんでした!! いや、ホントにその時は(※このような状態になったのは自分で負荷を上げ過ぎたからであって、低負荷なままでも充分トレーニング可能です)。

【やぎともこ】

 途中途中、山(坂道)を昇ったり、平坦な道でスピードを出したり、ゆるやかな丘を昇ったり……という情景を頭の中でイメージするのですが、決してプロジェクターなどでそこに映像が流れている訳ではなく(※ジムによっては映像を流すところもあるようです)、先生が「さあー!ここから登り坂です!」とか、「頂上まであと少しです!」とか、口頭で言うだけだったので、1人ひとり頭の中に描く山が違うかもしれないなあーと思うと面白い。

 どれだけ臨場感が出るかは、個人のイメージングの力……? そして最後は、皆で一緒に自転車で颯爽と走り抜けたような気分になるという、ちょっと不思議で楽しいエクササイズでした。

 ちなみにこの「スピニングバイク」、EXILEのメンバーもトレーニングで使っているらしいですよ。(スピニングでEXILEと)同じ風の中〜 ウィノー ウィーラブ オー!(※「Choo Choo TRAIN」より)
※ボディ・ドライブとは:
自分の身体を運転すること。また、自分の身体を感じてみること。やぎともこが夜中に勝手に創作
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著者プロフィール

イラストレーター、デジタルペインター。趣味は真夜中の鍋磨きと引き出しの中の整理

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