ミネラルたっぷり牡蠣と野菜の土鍋ご飯 食欲コンサルタントの健康レシピ
【村山彩】
食と運動に関するお悩み相談の第10回は、旬の食材や乾物を使用することで、忙しくても栄養を手軽にしっかり摂取できるメニュー。マラソンシーズン真っ最中ということもあり、ランナーに必要なビタミン・ミネラルなども意識したレシピです。
「コンビニやファーストフード店での食事が多く、何が体にいい食べ物か分からない」
「食べるメニューや食材が偏っているけれど、どれくらい自分が栄養不足か分からないので、なかなか改善できない」
「バランスのいい献立を考えたくても、残業で帰りが遅いので買い出しにも行けず、結局コンビニ弁当続き」
このようなお悩みをいただきました。前回もお伝えしましたが、バランスの良い食事といえば「一汁三菜」。ご飯などの主食、タンパク質源の主菜、野菜や海草類をメインとした副菜を2品に、汁物。毎食これができれば最高ですが、まずは手軽にできる1品から摂れる栄養価を上げることから始めるのもオススメです。
分からない時は旬のものを意識
【Getty Images】
夏はトマトやきゅうりなどがほてった身体を冷やしてくれますし、逆に冬は根菜類などが身体を温める力を持っています。温める以外にも免疫力をアップし、風邪予防などにもつながるビタミン類の栄養素もしっかり含まれています。自然の力は偉大だと、いつも感心せずにはいられません。
冬が旬の食材の例としては、鯛・牡蠣・ブリ・タラ・カレイ・まぐろ、野菜は白菜、大根、人参、ブロッコリー、春菊、小松菜、ネギ、ごぼう、キャベツ、かぶ、ほうれん草、水菜、れんこん、じゃがいも、果物はみかんやいよかんなどの柑橘類、りんごなどでしょうか。旬を知って買い物にいくと、とても楽しいですよ。