本田「日本はアジア杯優勝候補の1つ」=オーストラリア戦後、選手コメント

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吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

「詰めの甘さをなくさないと」と、終了間際の失点を悔やんだ吉田 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「詰めの甘さをなくさないと」

(システム変更について)以前も3−4−3をやっていたし、武器をたくさん持っているのは非常に効果的だと思います。今日みたいにうまくいかない時は変えるのもありだと思いますし、監督がいい判断をしたと思います。

(最後の失点は)残り2分で失点する必要はなかったです。ケーヒルがファーサイドに逃げるというのはミーティングでも言われていました。そこの対応をしっかり話をしないとアジア杯でも同じようにやられると思います。今日の試合を見ても分かるように、まだまだ甘さがたくさんあるチームなので、締めるところは締められるようになりたいですし、本当に勝つチームというのはああいうイージーなミスをしないと思うので、もっと強いチームになるためには、詰めの甘さをなくさないといけないと思います。

酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)

酒井高徳は11月の2連戦で両サイドバックを務めた 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「チャレンジャーのつもりでやっている」

(失点場面は)クロスに対して出るのか、今野さんに任せるのか迷いました。中にケーヒルがいるのは分かっていましたし、高さがあるので、少し形を崩してでも誰かがクロスを簡単に上げさせないようにしなければいけませんでした。一瞬だけ迷ったのがよくなかったです。無失点でいきたかったですけど、そこが少し課題ですね。

(16日のホンジュラス戦は左、この試合は右のサイドバックだったが)最初はちょっと不慣れで、ボールの持ち方や視野が少し違います。そこは少しずつ試合の中で微調整したので、前半の途中からは違和感なくできるようになりました。

 途中から4−2−3−1にして安定しましたし、後半に入って相手も疲れて、ボールを持てるシーンが増えていきました。向こうのサイドハーフが戻っていかなかったので、そこで圭佑くんがしっかり使ってくれたのに、それを結果にできなかったというのはすごく悔しいです。いつもですけれど、チャレンジする気持ちを出して、チャレンジャーのつもりでやっているので、そういうのも自分らしさだと思ってやっています。それが今日はうまく出ました。

太田宏介(FC東京)

課題はあったものの、「最低限のことはできた」と語った太田 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「最低限のことはできた」

(左サイドで主導権を握れなかったが)なかなかはまらなかったですけど、一番最後のところはしっかり締めることができたと思いますし、最初はちょっと様子を見ながらというか、我慢の時間が続くと感じました。後半になってから整理できましたし、今野さんがだいぶ拾ってくれて、そこから高い位置で起点になるシーンが多かったので、うまく自分たちで変えられたのはよかったと思います。相手に合わせて臨機応変にやるのもサッカーだと思いますし、それをうまく表現できたことをポジティブに捉えたいと思います。

 最低限の結果、勝利で終われたことはうれしいです。もうちょっと積極的な守備であったり、攻撃に参加できればよかったですけれど、最低限のことはできたと思います。

川島永嗣(スタンダール/ベルギー)

久しぶりの試合にも試合勘は問題なかったと語る川島 【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】

「イメージの共有ができたことが大事」

 ワールドカップでやった選手も多いですが、そうではない選手も含めてまたイメージの共有ができたことが、アジア杯に向けて大事だと思います。4年前は自分たちも経験がない分、大会の中で成長していったチームだったと思います。4年間を通して自分たちがチームとしてもっと経験も詰めたと思うし、それを1試合1試合でもそうだし、トーナメントを通して生かせる大会になってくると思うので、そこはしっかりと意識して臨みたいと思います。

 自分の中でこの3週間試合に出ていないからといって、試合勘がなくなっている感覚はなかったです。今シーズンに入ってもう20試合以上やっていますし、ベルギーに行ってからずっと試合を続けているような状態なので、感覚の問題は全くないです。周りから見たら難しい状況にあるとは思いますけれど、自分の中ではさらに上に行くためのいい時間だと思っています。1回冷静になれるすごくいい機会です。自分の中でポジションを奪い返す自信もあるので、そんなに心配してないです。

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