有森裕子がランナーにアドバイス 第4回エールラン、参加者募集

構成:スポーツナビDo

【Getty Images】

「有森裕子と走るチャリティ・ランイベント 第4回エールラン in TAMAGAWA」が11月24日(月・祝)、神奈川県川崎市の古市場陸上競技場で開催されます。

 エールランとは、ランナーの参加費が、知的障害のある人たちにスポーツを通じ社会参加を応援する「スペシャルオリンピックス日本」への活動資金となるチャリティランイベントです。参加申し込み締め切りが、いよいよ今月末に迫ってきたことから、1992年バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストでスペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子さんにエールランの意義や第4回大会の特徴、そしてランニングへのアドバイスも伺いました。

練習なしでもOK 平坦なコースで楽しく走れる

――チャリティイベントである「エールラン」に参加しよう!ということで、普段はあまりランニングなどをしていない方が参加されるケースもあるかと思います。事前にどういった練習をしておくと、当日楽しめるでしょうか? また、当日はどういった点を心がけると楽しんで走れるでしょうか?

有森 エールランはランニング初心者の方も楽しんで走れるよう平坦なコースを設定しています。さらにボランティアやゲストランナーが沿道でハイタッチをして皆さんを応援しますので、その応援に元気づけられて、楽しく走っていただけると思います。

 練習はしなくても構いません。急に練習をしてケガの原因にもなるので、できれば体操など軽めの運動をしていただき、さらに余裕があれば家の近所を30分程度ゆっくりジョギングしていただければ十分です。また、エールランを通じてランニングに興味を持っていただけたらうれしいです!

――今年は休日開催です。休日開催にされた目的や意図などを教えてください。

有森 これまでは社会人ランナーの方がお仕事帰りに参加しやすいようにという思いから、平日の夜という時間帯に開催してきました。今回は、新たな取り組みとして休日に開催することで、ファミリーでご参加いただけるようにしスペシャルオリンピックスをサポートする方の輪を広げていきたいと思っています。

 また、休日開催にすることで、スペシャルオリンピックス日本のアスリートも参加しやすくなったので、知的障害のある人たちと一緒に走る機会を提供し、理解を深めていただけるきっかけになればと願っています。

1/2ページ

著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント