格上の台湾、韓国に挑む侍J社会人代表 アジア制覇へ、チーム力見せる打撃陣
韓国を下した06年ドーハ大会の再現を
クリーンアップの脇を固めるプロ注目の選手たち。(左から)石川駿、倉本寿彦、井領雅貴 【ストライク・ゾーン】
今大会には8チームが参加。4チームずつ2組に分かれて予選が行われ、日本は中国、パキスタン、モンゴルと予選A組を戦う。その中で上位2チームが準決勝に進出。日本は22日の中国戦に勝てば、予選1位がほぼ確実となり、27日の準決勝では台湾、韓国、タイ、香港が属するB組の予選2位チームとの対戦となる。
前回大会では準決勝・台湾戦で延長10回タイブレークの末、3対4で惜敗。日本は3位に終わった。今回も準決勝で顔を合わせるであろう、台湾または韓国との戦いがメダルの色を大きく左右する。
小島監督は今大会に向けて「相手チームから見たらプロ選手がいなくても、日本代表であることに変わりはない。その名に恥じずに臨みたい。2006年(コーチとして参加した)ドーハ大会では、韓国に勝った経験がある(現巨人、当時日本大の長野久義が現阪神、当時韓国・サムスンの呉昇桓からサヨナラ弾)。今の選手にも“向かっていけば何かが起こる”という話をした。難しいゲームになるのは分かっているが、チームワークで団結して強豪を倒していきたい。目標は金メダルひとつです」と話した。
格上の台湾、韓国に挑む侍たち。団結力でつばぜり合いに持ち込みたい。