キンタス「試合状況に応じてプレーした」 試合後、ウルグアイ代表会見・コメント
試合後、ウルグアイ代表のセルソ・オテロ・キンタスコーチが会見に臨み、「親善試合よりも公式戦に近い内容だったと思う。結果よりも内容に満足している」とチームに満足感を示した。また、「監督の考えをピッチ上で表現できたし、うれしく思う。素晴らしい試合を披露することができた」と日本との真剣勝負に喜びを示した。なお、ウルグアイ代表のオスカル・タバレス監督は、体調不良のため来日していない。
素晴らしい試合を披露することができた
キンタスコーチ 非常に激しい試合になった。親善試合よりも公式戦に近い内容だったと思う。両チームともいいプレーを見せた。われわれは結果よりも内容に満足している。
――日本は選手の顔ぶれ以上にシステムが変わった。その点について驚きはあったか?
キンタスコーチ アギーレ監督の普段のスタイルはわれわれも知っていたので、今日の試合展開になったことについては特に驚いていない。ただ日本の選手については、初めて目にする選手が多く、よく知らないまま試合に臨んだ。それでも選手たちは短時間で試合の状況にうまく適応してくれたと思う。日本のプレーで一番驚いたのは、4バックが非常に安定していたこと、そして本田のポジションが、これまでわれわれが見ていた場所とずいぶん異なっていたことだ。
――日本は後半途中からシステムを変えたが、やりにくさを感じることはあったか?(宇都宮徹壱)
キンタスコーチ 試合をご覧になって分かると思うが、われわれは4−3−3から途中で4−4−2に変更した。それは日本が見せたサッカーに応じて柔軟な対応をしたということだ。われわれは試合状況に応じてうまくプレーすることができる。
――士気が高く感じたが、タバレス監督に勝利をプレゼントしようと思ったのか。それから次の韓国戦に向けて課題は?(原田公樹/フリーランス)
キンタスコーチ これまでもタバレス監督不在のなかでトレーニングを行っていたが、常に監督のアドバイスを受けながら取り組んできた。そして今日も、監督の考えをピッチ上で表現できたし、そのことをうれしく思う。士気が高く、貪欲にプレーするのはウルグアイの特徴のひとつだ。それが今回のひとつの収穫だと思う。スタジアムに来てくれた皆さんには、素晴らしい試合を披露することができたと思う。韓国とは月曜に戦うが、これから分析をする。日本戦も、こちらに到着してから分析している。
試合後、エディンソン・カバーニのコメント
(得点シーンは)試合の流れの中でああなっただけ。対戦相手が誰であるか(初出場かどうか)は試合のなかでは関係ない。自分は単純に、その瞬間のベストな動きをして、チャンスを作ろうとしているだけだ。
(代表で果たす役割は)これまでと変わらないと思う。これまで通り、いいプレーをしてベストを尽くして代表に貢献する。もちろん、代表メンバーとしての責任はあると思うが、それはこれまでもあったし、特にここ数年は大きな責任を背負いつつプレーしていたので、これからも特に何かが変わるということはない。
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