この夏、目指すのは潤い感のあるカラダ はじめよう!ジューシーボディ生活(1)
【スポーツナビDo】
ジューシーボディのイメージは「みずみずしくて、潤い感たっぷりのカラダとココロ」。レッスンしてくれるのは、日本最大のホットヨガスタジオLAVA(ラバ)で、ジューシーヨガを教える城所恵美(きどころ・めぐみ)先生です。ヨガについて、「たくさんあってどれをやったらいいのか」「今さら始めるのも……」など、一歩を踏み出せなかった方も、自宅でちょっとずつチャレンジ! 3回連載でお届けします。
「ジューシー」なカラダって何?
めぐみ先生が、そもそもこのジューシーというキーワードを思いついたきっかけは、ダイエット合宿を訪れる女性たちが求める“痩せたい”という希望と、“本当に目指している姿”の違いを感じたからだと言います。
「以前に指導していたダイエット合宿施設には、体が細い人でも『とにかく痩せたい』と言って来ていました。でも、自分はどういう体だったらうれしいか、人からどう見られたらうれしいかと、なりたいイメージを具体的に聞いてみると『ガリガリはちょっと違う。ある程度の筋肉は欲しいし、丸みも確かに欲しいです』というイメージになることが多かったんです」
“痩せたい”と望む女性たちが本当になりたい姿は、女性らしさのある体。
「女性ならではの丸みや弾力感、艶やかな感じがあった方が、きれいで良い雰囲気だなって思われますし、そういう人が美人だなって思ったんです」
“ジューシーボディー”に導くカラダとココロ。レッスンしてくれるのは笑顔が素敵な城所恵美先生 【スポーツナビDo】
「ジューシーエクササイズを作る前に、『美人エクササイズ』という名前のレッスンをしていたんです。でも、“美人”という言葉だと何か足りないなと考えていました。そのときに、水の滴と一緒に果物や野菜が明るく照らされている写真のイメージが浮かんで『あ、ジューシーか!』と言葉が出てきたんです(笑)。ただ痩せたいっていうだけじゃない。私の目指したいところと、お客様に目指してほしいところがこのワードで全部集約できるなって」
細いではなくて、潤い感。それには、「回る体」であることが大事なポイントとめぐみ先生は話します。
「体の中が巡っていないと、ただただ溜まるだけ。食べないっていう選択も私はあまり推奨していません。(食べ物が)出ていった分は入れたいし、入れた分はまた出ていってほしい。常に体の中が新鮮な状態というのが、体が『回っている』状態だと思うんです。そういう体を目指していくと、細胞までみずみずしい、水分が常に行き渡っている状態、体の中からジューシーになれそうだなって思ったんです」
ジューシーの秘訣は、新鮮な体内にアリ! 聞いているだけで体の中がすーっと潤ってきた気がします。“ジューシー”っていう言葉の女子っぽさに、何となく照れがありましたが、めぐみ先生に早くも感化されました(笑)。
“ジューシー”のイメージが膨らんだところで、「回る体」「回っている状態」に近づくために、家でも取り入れられるヨガと食事をレッスンしてもらいましょう!
レッスン1:「回る体」をつくるヨガ
1)女神のポーズ〜胸を開いて、深呼吸を丁寧に〜
女神のポーズ【写真1】、女神のポーズ・バリエーション【写真2】 【スポーツナビDo】
・立ち姿で、両脚を肩幅よりも大きく広げます。
・息を吸いながら両手を横に広げていき、吐きながら両ひじ・両ひざ曲げて腰を落とします。
・そこから胸を張り、体を広げるイメージで呼吸を続けてみましょう。
【写真2】
・吸いながらひじを伸ばし両手を広げ、新鮮な酸素をたっぷり体に取り込みましょう。
女神のポーズ・バリエーション【写真3】、【写真4】 【スポーツナビDo】
・今度は息を吐きながら、背中を丸めて、両手で自分を抱き締めるような姿勢に。
【写真4】
・写真2と3を何度か繰り返したら、今度は両手を大きく広げて好きな形で体を開きます。斜めの体勢でもOKです。
・呼吸はなるべくゆっくりと、丁寧に。
・徐々に体の中の巡りが良くなっていく感覚を味わいましょう。
2)ハスの花のポーズ
ハスの花のポーズ 【スポーツナビDo】
・両手を頭の上でクロスさせるように組み、手のひら同士を合わせます
・(肩の後ろの)肩甲骨を中央に寄せるように意識し、胸を開いていきましょう。
・その状態で、大きく息を吸って&吐いてを5回。
・手を組み替えます。再び5回、大きく深呼吸をします。