護身術から学ぶシンプルに生きる術

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護身の考えには、ライフハックのヒントがある

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「護身術」と聞くと、どうしても地味な印象は拭えないだろう。相手が襲ってきた時のための身を護る(まもる)ツールという、どうしても非力な女性向けのモノというイメージがあるのは否めない。

 しかし、格闘技には必ずルーツがあり、それを辿ると必ず思想にぶつかる。そして護身術の思想は、皆さんが思っているよりも、ずっと素敵なモノでした。

 今回は、本業はWebデザイナーながらも自身で護身術のクラスを立ち上げた阿部大史さんにインタビューを実施。アクティビティとは少し離れたテーマですが、ライフハックのヒントに富んだコンテンツとなっています。

意識が変われば行動が変わり、生き方が変わる

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――そもそも、阿部さんはWebデザイナーが本業とお聞きしているのですが…縁もゆかりもない職業から、なぜ護身術のクラスを立ち上げようと思ったのでしょうか?

 もともと9年ぐらい、他の護身術のクラスでインストラクターをやらせてもらっていたんです。事情があってそこを離れたのですが、振り返ってみると護身術をやってきたことで、自分が大きく変われたなと気づけたんです。

 じゃあ、この、“護身術を通して変われる”ということを、色々な人に伝えていきたいなと思ってはじめた次第です。

――護身術で変われたというのは、具体的には?

 昔は酔っぱらいに絡まれてケガをしたり、危険な目にも遭っていたのですが、まずそれがなくなりました。これらのトラブルって、結局、自分から引き入れてる災いなんですよね。

 何事もそうですけど、自分の身の周りを変えるためには、まず意識することから始まりますよね。わざわざ嫌な目にあいたくてその場所に行く人っていないと思いますし。まず、意識することによって、嫌な目に遭いづらい状態に変わります。

 あと、やっぱり自信がつきましたね。
――それは、つまり強くなれたから?

 まぁ、それも少しは(笑)。ただ、仕事していて必ず悩みにぶつかるように、練習も同じで「こうあるべきだ」という理想と現実の差を痛感するストレスを強く感じるんです。それに、練習相手をケガさせてはいけないという不安や恐れの類いのストレスもあるので、心が強くなりますね。

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著者プロフィール

「スポーツをプラスすれば、毎日はもっと楽しくなる」をコンセプトに、カラダを動かすことの楽しさや面白さを伝えるWEBマガジンです。STANDS!では、スポーツをはじめるにあたり、行動に移せていない潜在層に対して、「スポーツ×ビジネス」という独自の観点からのインタビュー記事や、健康に関するコンテンツ、注目イベントの紹介・レポートを配信することにより、「カラダを動かすきっかけ」を提供しています

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