厳選! 新2歳馬の珍名・オモシロ馬名=さすがの小田切軍団 麻雀・祭シリーズも

橋本全弘

心がほっこり和む珍名さんたち、活躍を期待

 シゲルの冠名の森中蕃オーナーは毎年テーマをもって馬名を決めている。現6歳世代は会社役職で以下果物、星座、地名と続き今年の2歳世代はお祭りがテーマ。
「シゲルヒナマツリ」
「シゲルヒマツリ」
「シゲルケンカマツリ」
「シゲルユキマツリ」
「シゲルサクラマツリ」
「シゲルドンタク」
「シゲルハツウマサイ」
「シゲルワッショイ」
「シゲルヨサコイ」
……などなど馬名をきいているだけで楽しくなってくる。その中の「シゲルケンカヤマ」が先週、デビュー勝ちを決めた。

 また、ネコパンチが活躍した桐谷茂オーナーは再び猫シリーズで「ネコソラ」「ネコハッピー」「ネコレーヌ」の3頭。

この他の面白馬名には
「エクボビューティー」
「カゼノゴトク」
「ヤジロベーバランス」
「ユメノマイホーム」
「キミトアエタキセキ」などなど心和む馬名が数多くあった。

 果たして、これら珍名、奇名君たちは今後、どんな活躍を見せてくれるのだろうか。麻雀好きな私にとっては「クリノヤクマン」なんかが大活躍してくれると面白い……と思うのだが如何だろうか。

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著者プロフィール

 1954年生まれ。愛知県出身。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、スポーツニッポン新聞東京本社に入社。87年、中央競馬担当記者となり、武豊騎手やオグリキャップ、トウカイテイオー、ナリタブライアンなどの活躍で競馬ブーム真っ盛りの中、最前線記者として奔走した。2004年スポニチ退社後はケンタッキーダービー優勝フサイチペガサス等で知られる馬主・関口房朗氏の競馬顧問に就任、同オーナーとともに世界中のサラブレッドセールに帯同した。その他、共同通信社記者などを経て現在は競馬評論家。また、ジャーナリスト活動の傍ら立ち上げた全日本馬事株式会社では東京馬主協会公式HP(http://www.toa.or.jp/)を制作、管理。さらに競馬コンサルタントとして馬主サポート、香港、韓国の馬主へ日本競馬の紹介など幅広く活動している。著書に「名駿オグリキャップ」(毎日新聞社)「ナリタブライアンを忘れない」(KKベストセラーズ)などがある。

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