モノを買うように思い出だって気軽に買えるサービス

STANDS!

【STANDS!】

アクティビティは人を、そして地域までをも元気にできるのか。

 前編、そして後編も大変好評だった、LIGの副社長ゴウさんのインタビュー。第3回となる今回は、そんなゴウさんが4月に立ち上げたばかりのアクティビティのプラットフォーム、「TRIP」をご紹介。

 体験の売買ができるといった、非常にユニークなサービスですが、この誕生にはゴウさんが育った故郷、そして地方都市への強い想いがありました。

 ただのサービス紹介記事ではありません。STANDS!として、アウトドアなどの体験を気軽に、もっと楽しんでほしい、そしてふるさとがある人には故郷のことを思って読んでほしい、そんなコンテンツです。

モノを買うように、体験、そして経験だって気軽に買えたっていい。

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――それでは、4月にリリースしたばかりの「TRIP」についてお聞かせいただければと。

「百聞は一見にしかず」とは、正にこのこと。南伊豆でインディージョーンズを体験! 【STANDS!】

ゴウ はい、有難うございます。僕らが立ち上げたTRIPは、観光商品や体験商品を売買するためのサービスです。楽天とかヤフオクとか、モノを取引するサービスはもうメジャーになっていますよね。

 ただ、モノが届くのではなくて人が動く、そして体験を買える、売れるというプラットフォームは今までなかったと思います。

 それがカヌー体験でもいいし、ラフティングでもいいし。その非日常の体験が買える、そして売れるというのが、TRIPの特徴です。

――体験を買えるというのはわかりますが、売れるというのは一体?

ゴウ たとえば僕が、「カヌースクールを土日だけやってみたい」と思い立っても、現状のシステムだと売れる場所がありません。地方のアウトドア事業者の場合は、ホームページをつくるのにもお金がかかります。

 正直、サイト制作ってあまりお金をかけられない部分なので自前でつくる地方の会社も多いですが、結果イケてないサイトになって、見られないホームページにしかなりません。仮に制作会社などに50万円とか払ってHPをつくったとしても、今度は集客ができない。

 物販だったら楽天とかヤフオクみたいな、いわゆるECモールがあり、そこで集客もできますが、体験の場合、無形のいわゆるサービスを売るワケなのでそこに当てはまらない。ただ、日本の各地域には、その土地ならではの独自かつ素敵な観光商品がごまんとあります。

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著者プロフィール

「スポーツをプラスすれば、毎日はもっと楽しくなる」をコンセプトに、カラダを動かすことの楽しさや面白さを伝えるWEBマガジンです。STANDS!では、スポーツをはじめるにあたり、行動に移せていない潜在層に対して、「スポーツ×ビジネス」という独自の観点からのインタビュー記事や、健康に関するコンテンツ、注目イベントの紹介・レポートを配信することにより、「カラダを動かすきっかけ」を提供しています

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