タイプ別コンプレッションウェア徹底比較
【STANDS!】
タイプ別にコンプレッションウェアは選ぶべし。そして実はデスクワークにも…
【STANDS!】
シリーズ後編となる今回は、色々なタイプが存在するコンプレッションウェアを読者のタイプ別にご紹介します。様々なメーカーのウェアを調べるだけでなく、編集部の人間が実際に履いて、走って、体験して…どのメーカーにも肩入れしない、あくまで、“フラット”な目線からのレポートとしてまとめてみました。
色々とリサーチしていたところ、実はデスクワーク専用のウェアもあるようで…肩こりや腰痛に悩んでいるデスクワーカーの皆様も一度、ご覧いただければ幸いです。
これから始める人、走るのに飽きた人⇒着圧タイプ。
4種のデニール(糸の強度)各所のメモリーMXなど、随所にハイテクを搭載した動的段階的着圧の代表モデルSKINS A400 ロングタイツ 【STANDS!】
疲れを残さないことが、ランニングを続ける上で非常に重要です。その時にケアすべきポイントは、ズバリふくらはぎ。人間のカラダは下半身に60%ぐらい血液が滞っており、ふくらはぎの活動を促進させることで、脚にたまった乳酸や老廃物が除去され、脚の疲れも軽減されるようです。
ふくらはぎは、「第二の心臓」とも言われており、重力の影響で下半身に溜まっている血液をポンプのように心臓に送る役割を担っています。スポーツシーンでは特に疲労物質がたまりやすいので、ふくらはぎの役割はすごく大切です。
ブランドでいえば、前回のインタビューにご協力いただいたSKINSやC3fitなどがこれに当たります。SKINSの場合は特にふくらはぎへのケアを重要視した設計となっているようです。最近は“美脚”で有名な山岸舞彩さんが着用して、東京マラソンを完走、神宮球場で始球式というのも話題になりました。
普段の軽いランニングや簡単なスポーツ、立ち仕事や肉体労働、ゴルフなどのスポーツにも◎。デザインの好き嫌いもあるので、冬にパンツやデニムの下に履くインナーとして使うといいかも。
ラン継続中だけど、ヒザが痛くなってる人⇒テーピングタイプ。
テーピング機能をもつコンプレッションウェアでは支持率の高いCW−X 【STANDS!】
ちょっと長い距離を走っていると、地面に着地した時にヒザの向きがバラバラになり、結果、ヒザを痛めることがあります。男性だったら外側に、女性だったら内股になりがちですが、テーピング機能のあるコンプレッションウェアを履くと、そのリスクが減ります。
有名なブランドでいえば、ワコールが発売しているCW−Xなどが有名です。初心者はもちろん、長年走っているベテランランナーにも愛されています。あと、あのイチローがトレーニングで着ていることも有名ですね。
着脱が少し大変で、着圧モノよりもフィット感が強いので、普段使いにはあまりオススメできない。ただ、ケガの不安がある人などには、テーピング作用もあるのでかなりオススメ。特に野球やフットサル、テニス、そして登山などの、ちょっとハード目の趣味の人にも◎。