スポーツライフに欠かせない登山 「松原渓のスポーツ百景」
五感を刺激する自然のアートを楽しむ
美味しそう!? 【松原渓】
冬から春へ 【松原渓】
東京でオススメの山
・高尾山(八王子市/599m)
関東近郊の山で最も有名なこの山。都心から電車で1時間とアクセスが良く、日帰りもできるので、短い休みでリフレッシュしたい人には最適の山と言える。コースは1〜6号路と稲荷山ルートがあり、それぞれに違った景色、道が楽しめる。
行く際はぜひ、ご当地グルメの「とろろ蕎麦」を。ただし、近年の山ブームもあり、テレビや雑誌でも度々特集されているため休日はかなり混雑している。若い女性も増えているが、ヒールのついた靴などで登るのはやめましょう。
・城山(八王子市/670.3m)
東京と神奈川の境にある、670mの山で、高尾山に隣接している。私が初めて自力で登ったのはこの山で、1歳1カ月の時だというからもちろん覚えていないが、その後もよく連れて行ってもらった記憶がある。
高尾山に近いのでセットで登ることも可能で、日帰りで登山を楽しみたい人にオススメ。元旦には初日の出を見る穴場スポット(高尾山は混雑するため)としても人気だそう。
・雲取山(奥多摩町/2,017m)
東京で最高峰の山。東京都と埼玉県と山梨県の県境にある。日本百名山のひとつにも指定されていて、登る際は、本格的な登山スタイルが必要だ。晴れた日には山頂から新宿都心の高層ビル群も見える。山頂付近にある雲取山荘は通年利用できる。以前、仕事のロケで行ったことがあるが、「東京で一番天国(空)に近い場所」という同行スタッフの言葉がとても印象に残った。
「生涯スポーツ」として年齢問わず楽しめるのも、山の魅力だと思う。実際、山ですれ違う人たちは老若男女問わず幅広い。私の父方の祖母は、80歳を超えても一緒に山に登っていた。私も、そういうお年寄りになりたいな、と思う。今年の夏は、尾瀬に行きたいと思っている。