梅野源治「差を見せられる試合にしたい」=4.13NJKFで元ムエタイ戦士と激突

NJKF事務局

「僕の試合がどれだけレベルが違うか見てほしい」

2010年9月以来のNJKFのリングに上がる梅野源治。元ルンピニーランカーのステファン・メレディと対戦する(写真は14年2月の「NO KICK,NO LIFE」より) 【t.SAKUMA】

「NJKF 2014 3rd」(4月13日/東京・後楽園ホール)で2010年9月以来、3年7カ月ぶりのNJKF参戦となる梅野源治(PHOENIX)。元ルンピニーランカーのステファン・メレディ(アイルランド)とWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王座を懸け対戦するが、メレディだけでなく他の出場選手に対しても「差を見せたい」とその意気込みを語った。

――試合まで2週間を切りましたが、練習の調子や現在の心境はいかがですか?

 練習はずっとタイ人のトレーナーとやっていていつも通りです。自信は全然あるんですけど、結局僕が首相撲で負けてしまったゴンナパー(・シリモンコン)に首相撲で勝っていて、タイでも有名なチャンピオンクラスと試合をしてきている選手なので、そういう意味で今、自分がどれぐらいの位置にいるのか、自分の力を測れる試合だと思います。

――メレディ選手の印象を改めてお願いします。

 スタミナとパワーでどんどん前に来るイメージです。あまりきれいなスタイルではなくて、とにかくどんどん前へ来て、スタミナを削っていく。パンチも大体ワンツーを打って首相撲、蹴りも1発蹴ってそのまま突っ込んでいって組むっていうスタイルで、もらいながらでもどんどん距離を詰めてきます。ヒジもあまり使わないで、とにかくヒザが多いです。ヒザの数が多いので、スタミナには自信があるんだろうなっていうのは見ていて思いました。

――そんな相手との対戦ですが、どんな試合を見せたいですか?

 やっぱり差を見せて勝ちたいですね。相手もタイに何年も住んでやってるみたいですけど、僕はタイのチャンピオンになりたいのでタイ人以外には苦戦をしたくないし、いい内容で勝ちたい。差を見せて勝ちたいと思ってます。

――たしかにメレディ選手はランキングに入る強豪ではあれ、チャンピオンクラスには勝つことができていません。

 テクニックがすごくいい訳じゃなく、基本はどんどん前に詰めてパワーで組んでスタミナを削っていくというスタイルなので、やっぱりそれだけで行ってもチャンピオンクラスにはなかなか勝てないと思います。トレーナーからは首相撲でやっても負けないけど、ムキになって首相撲で勝ってやろうとかはやめて、テクニックとパンチを使って攻めていこうと言われています。

――NJKFには2010年9月以来の登場となりますがけ、試合への意気込みと最後にメッセージをお願いします。

 今回日本チャンピオンがいっぱい出ると思うんですけど、そういう他のチャンピオンと僕の試合がどれぐらいレベルが違うかを見てほしいです。相手はルンピニーでもランキングに入った選手ですけど、他の日本チャンピオンに対してもそうですし、本当のチャンピオンっていうのはこれぐらい強いんだよっていう差を見せられる試合にしたいです。
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