「少年時代の夢をかなえたい!」 中年ライターのバック転体験記
【スポーツナビ】
「俺の人生で一度くらいバク転(=バック転)ができたっていいだろう」
まだ間に合うのか? 40代を目前に少年時代の思いが再燃。夢よ再び――と挑んだ、中年ライターのバック転体験記。
大人が真剣に遊べる場所
こちらがつばさ基地、バック転のほかアクションやダンスなどいろいろなジャンルの運動が学べます 【スポーツナビ】
いざ、夢のバック転に挑戦! 【Getty Images】
体操やアクロバットの教室というと子どもが対象のイメージだが、つばさ基地の会員は「子どもが30%、中高生でチアリーディングの子が20%ぐらい、あとの半分が大人です」とのこと。思いのほか、大人の比率が高い。つばさ先生もスタジオを「大人が真剣に遊べる場所」と位置づけている。
「サラリーマンやOLさんは休まないんです。年齢がちょっと高くて、でもじっくり腰を据えてやろうっていう人たちの方が続くし、そういう30代〜40代のじっくりやった方たちが、ものにしていくケースが多いです」
身体能力チェックを受けるものの……
まったく後ろに反れないことが判明。つばさ先生「これはちょっと難しいかも……」 【スポーツナビ】
A 柔軟性:前屈、背屈、左右開脚、前後開脚、肩関節の拳上
B 筋力:腕立て伏せ、腹筋と背筋、スクワットジャンプ
C 運動神経系:つま先のポイント&フレックス、ステップ
バック転をするにあたり、重要となる背屈と背筋をチェックした際、全く後ろに反れないわが姿を見て、さすがのつばさ先生も「これはちょっと難しいかも……」と表情が曇った。
しかしそこは40代目前、予定通りに事が運ばないのはすでに実人生で慣れっこなので、「バック転達成」から「バック転体験」に目標をすげ替え、指導を続けてもらう。