UFC初参戦の“超新星”堀口「前に出て勝負」
水垣「本当の勝負はこれから」
UFC3連勝中で、バンタム級ランキングも10位に入った水垣 【スポーツナビ】
――現在、UFC3連勝中ですが、その感想は?
勝ち負けを繰り返して連勝できなかったので、ひとつ連勝してその後また続けて3つ目まで行けたのは良かったです。
――次戦はナム・ファンに決まりましたが?
同じ階級の選手というの認識がなかったので意外でした。自分としてはランキング10位に入って、それより上のランカーとやりたいという気持ちはあったんですけど、ナム・ファンと言われたので、特に断る理由もないですし、嫌だと断って(チャンスを)待たされちゃうのは嫌だし、試合をやって勝っていった方が自分にとってもチャンスが広がると思いました。
――ランキング10位入りですが?
UFCのランキングということで人目に触れる機会も増えますし、ひとつ形になったので、本当の勝負はここからだと思っています。
――3連勝で自分自身でも乗ってきているなと思っている?
いや、乗っているなという感じはなくて、本当1試合1試合ぎりぎりでやっているので。今までと気分は変わんないですね。常にがけっぷちだし、常に挑戦だし、そういう気持ちでやっているのは全然変わっていません。ただ、いい流れに乗る準備はできたなと思います。
――ここまで3試合ともかなり接戦だったが?
どの試合を見ても厳しい試合はしているので、そこで3つ勝ったのは大きいですけど。逆に言えばちょっとうまくいかなかったら、もしかしたら3つ負けていたかもしれないですし。そういう危機感は常に持っています。
――ナム・ファン対策は?
そこまではしていないですね。まずは自分を作ること。映像も持っているんですけど、まだ見ていなくて。あんまりやりすぎちゃうと、考えすぎちゃうので。早く考えすぎちゃうと自分は良くないので。もうちょっとしたらじっくり見ると思います。
――ナム・ファンの印象は?
賢くて、バランスが良くて、嫌なところをついてきそうな感じですね。一発の爆発力はないですけど、うまいことをやられて、自分のペースに持って行くのがうまい感じですね。
――今度、堀口選手が参戦しますがライバルが増えた?
堀口選手だけじゃなくて、国内の若くて勢いのある選手がことごとく僕と同じ階級なので、常にそういうプレッシャーは感じつつやっています。いい刺激? 年齢も結構離れていますし、一度自分より上へ行かれちゃったら、そこからもう1回逆転するというのはなかなか難しいというのもあります。追いつかれる前にどんどん先に行ってしまいたいなと思っています。
――ナム・ファンとはどんな試合になりますか?
向こうが頭を結構使ってくると思いますので、そこに惑わされず、いいところを出して、あとは久々にフィニッシュしたいなという気持ちもあります。
――ファイト・オブ・ザ・ナイトが考えられるカードだが?
前回も周りの関係者から試合終わった直後に、「これ行けるんじゃないか」と言われて取れなくてガックリしたので、そろそろほしいですね。
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――練習が充実している感じですが、試合が待ち遠しい?
待ちきれないですね。早く試合をしたいですね。
――次はUFC3戦目になりますが、日本の戦極とかと比べてUFCの印象は?
日本と変わらない感じですね。あまり何も感じません。ケージもリングと比べてただ広いだけですね。
――対戦相手のアキラ・コラッサーニについては?
映像はまだ見てません。でも、柔術っぽい選手と言われていますけど、いつも通りやります。勝ち方? もちろんKOですね。久しぶりにきちんとKOで勝ちたい。
――ファンにはどういったところを見せたいですか?
いつもより元気なマキシの姿を見せたいです。
――今回はTUFのシリーズですが、ナンバーシリーズに出たいとかありますか?
ワンステップ、ワンステップ上っていきたい。そしたら一番上にいけるんじゃないかな。