羅紗陀、2年ぶり復帰戦へ万全「不安はないです!」=インタビュー=9.22NJKF

NJKF事務局

9.22NJKFで2年ぶり復帰戦に臨む羅紗陀【長谷川亮】 【長谷川亮】

 自身の復帰戦が1週間後(22日 NJKF 後楽園ホール)に迫った15日の「M−FIGHT SUK WEERASAKRECK III Part.2」の会場で羅紗陀(らしゃた)をキャッチ。聞けばメインでゲーオ・フェアテックスと対戦する梅野源治の応援に来たという。「不安はない」「自信があります」――復帰戦へ万全の仕上がりだという羅紗陀が、試合への意気込みを語る。

将来的には世界へ行ってチャンピオンになりたい

――NJKF以外の大会を観戦に来るのは珍しいのではないですか?

羅紗陀 他の団体はあまり見ないので久しぶりですね。梅野選手とは前から知り合いで、うちのジムへ練習に来たりしたこともあるんです。手合せしたことはないんですけど、そういうのもあって今日は応援に来ました。でも、この試合は知り合いじゃなくても気になる一戦ですよね。

――階級も近いですし、いずれお2人の試合も見たいところです。さて、2年ぶりとなるご自身の復帰戦がいよいよ1週間後に迫ってきました。調子はいかがですか?

羅紗陀 減量を早めにやっているので少しお腹が減ってますけど、体調も調整もバッチリです。今はあと数キロ残しています。

――試合はもちろん、「試合前」の感覚・気持ちも久々となる訳ですが、緊張や不安があるのではないですか?

羅紗陀 でも楽しみですね。不安はないです(キッパリ)。

――不安がないというのはそれだけ仕上がりがいいということでしょうか

羅紗陀 そうだと思います。試合が近くなると結構疲れとかがあるんですけど、今回はそれがないので大丈夫です。

――今年は暑さが厳しかったですし、久しぶりの追い込みで疲れがあってもおかしくないところですが

羅紗陀 今回は仕事をそんなにしていないので、それも影響しているのかもしれません。ほとんど練習だけで試合に集中していました。

――対戦相手・藤牧選手についてはいかがでしょう

羅紗陀 結構映像を見られたので、それをイメージして毎日やってます。だから自信があります。あとは試合のリング上で、しっかりやるだけです。

――羅紗陀選手は以前も長いブランクを経験していますが(※過去に負傷で1年8カ月のブランクを作ったことがある)その時はどうでした? 違和感はありませんでしたか?

羅紗陀 前の時は中須賀選手が復帰戦の相手だったんですよね。たしか7戦目ぐらいでタイトルマッチで(2008年9月、NJKFスーパーフェザー級タイトルマッチ)。判定でギリギリ勝ったんですけど、まぁ7戦目にしては頑張ったんじゃないですかね(笑)。だから復帰戦には強いんです(笑)。

――羅紗陀選手が引退試合の相手だった桜井洋平NJKFスーパーバイザーは、「復帰戦はコンスタントに試合をしていた時と違って熱くなりすぎたり落ち着きすぎたりすることがあるので、やりながら試合感覚を思い出すつもりで、慌てずやってほしい」とエールを送っていました

羅紗陀 そうですね。まぁ、あんまり言うと相手にバレてしまうので言わないですけど、いろいろ考えて用意しています。

――では、この段階までの準備は万全だと

羅紗陀 あとは1週間しっかり減量して仕上げます。

――改めて復帰にあたっての意気込みをお願いします

羅紗陀 将来的には世界へ行ってチャンピオンになりたいので、来年1月に2人目の子どもが生まれるので、その後はトントントンと試合をしていきたいと思います。ケガが多いので、ケガもしないよう気をつけながら今後はやっていきたいです。

――羅紗陀選手が言う「世界」というのは、WBCムエタイの世界王座になるのですか?

羅紗陀 それが今は大きいですね。もちろん他のベルトもチャンスがあればやっていきたいです。まずは復帰戦が楽しみです。

■ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)「NJKF 2013 6th」
9月22日(日)東京・後楽園ホール 開場16:45 開始17:00

<ダブルメインイベントII WBCムエタイ日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R>
[王者]宮越宗一郎(拳粋会) 
[挑戦者]廣虎(WPMF日本スーパーウェルター級&INNOVATIONスーパーウェルター級王者/ワイルドシーサー沖縄)

<ダブルメインイベントI WBCムエタイ日本ライト級タイトルマッチ 3分5R>
[王者]水落洋祐 (WPMF世界暫定王者/はまっこムエタイ)
[挑戦者]宮越慶二郎(NJKFライト級王者/拳粋会)

<セミファイナル 60kg契約 ヒジなし>
羅紗陀(元WBCムエタイ日本ライト級&元WBCムエタイ日本&元NJKFスーパーフェザー級王者/キング)
藤牧孝仁 (はまっこムエタイ/WPMFスーパーフェザー級2位) 

<第6試合 WBCムエタイ日本フライ級タイトルマッチ 3分5R>
[王者]加藤竜二(INNOVATIONフライ級王者/橋本道場)
[挑戦者]山野寛之(チームドラゴン/元J−NETWORKスーパーフライ級1位) 

<第5試合 WBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R>
[王者]宮元啓介(橋本道場)
[挑戦者]波賀宙也(NJKFバンタム級王者/立川KBA)

<第4試合 WBCムエタイ日本バンタム級タイトルマッチ 3分5R>
[王者]伊東拓馬(INNOVATIONバンタム級王者/橋本道場)
[挑戦者]前田浩喜(CORE/NJKFバンタム級2位) 

<第3試合 65kg契約 3分3R>
テヨン(キング/NJKFウェルター級2位)
Jun Da 雷音(E.S.G/NJKFウェルター級7位)

<第2試合 フェザー級 アグレッシブマッチ 3分3R・延長1R>
琢磨(東京町田金子/NJKFフェザー級2位) 
MOMOTARO(OGUNI/NJKFフェザー級4位) 

<第1試合 61kg契約 交流戦 3分3R ヒジなし>
横田 健(習志野)
智也(VERTEX)
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