パルド監督「日本はW杯で活躍できる」=試合後、グアテマラ代表監督会見

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パルド監督は、日本の実力を認め「W杯で活躍できる」と称賛した 【写真は共同】

 サッカー日本代表は6日、長居スタジアムで国際親善試合のグアテマラ代表戦に臨み、3−0で快勝した。本田圭佑、工藤壮人、遠藤保仁がゴールを決めた。試合後、グアテマラのセルヒオ・パルド監督は「日本が間違いなくサッカー強豪国であることが証明されたと思う」と語り、潔く完敗を認めた。さらに「日本には来年のW杯でぜひ活躍してほしいし、それだけの実力があると思う」と、そのポテンシャルを称賛した。

日本が強豪国であることが証明された

 試合に集まってくれたサポーターの皆さん、温かく受け入れてくれた皆さんに感謝したい。今回、日本と戦ってみて、日本が間違いなくサッカー強豪国であることが証明されたと思う。フィジカル、テクニック、ボールの扱い方、攻撃での展開、いずれも日本は優れていた。われわれが日本に追い付くためには、まだまだ長い道のりがある。まずは現実と向き合うところから始めないといけない。

――前半はよく守っていたが、後半の日本の選手交代に対応できなかった。どこに問題があったのか?(田村修一/フリーランス)

 グアテマラが思うようにプレーできなかった最大の要因は、ボールキープができなかったことだ。試合の大半で日本がボールをコントロールをしていた。われわれもボールを持った少ない時間帯では何かしらできたと思うが、ボールを持つという面では日本がわれわれよりもはるかに上回っていた。日本と同じレベルでプレーするには、われわれには足りないところがたくさんある。

――日本は来年のワールドカップ(W杯)で活躍できると思うか?

 そうなることを心から願っている。日本には素晴らしいチームがあり、素晴らしいサポーターがいる。この試合の前に日本大使館にあいさつしたし、在グアテマラ日本大使にもお会いしたが、両国間の親善にサッカーも貢献している。日本には来年のW杯でぜひ活躍してほしいし、それだけの実力があると思う。ただしブラジルでのW杯は厳しい戦いになる。南米だけでも、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイといった強豪がそろっているからだ。それでも、日本の組織力をもってすれば、素晴らしい活躍が可能になるのではないかと思う。

<了>

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