柿谷曜一朗「チャンピオンは気持ちいい」=東アジアカップ 韓国戦後選手コメント
原口元気(浦和レッズ)
大半を守備に追われるも、最後の決勝点につながる活躍を見せた原口 【Getty Images】
89分間守備をしている中で、最後に1つ仕事ができたのが、苦しい戦いの中での1つ成長かと思います。あの場面は、クロスと迷ったのですが、(シュートを)打つことによって何か起きるかと思いました。そのまま入ればよかったですが、カッキー(柿谷曜一朗)がうまく詰めてくれたのでよかったです。難しかったけど、もっと自分のプレーをやりたい、出したいという気持ちもありました。しかし、今日の試合展開は非常に難しかったですし、なかなか出せなかったというのが本音です。でも、そのまま終わるのではなくて、最後にああやって仕事ができたのは、やってることの成長の証だと思うし、そこに関してはよかったと思います。
槙野智章(浦和レッズ)
この大会でタイトルを取りたいという思いが一番強かったですし、あとはJリーグを盛り上げていきたいという話をしていました。海外組だけじゃないぞという思いはみんな持っていると思います。優勝という言葉はチームの雰囲気が悪かったり、元気がないときにチームに活を入れる大事なキーワードだったのかなと思います。
(柿谷については?)相手にすると嫌な選手でしたが、一緒にやるとチームのために献身的にやっているし、頼もしい選手だと思います。普段も真面目です。しっかり練習もするし、あれだけメディアに取り上げられて、ゴールも決めているにもかかわらず、天狗にもなることなく献身的に守備もする。この先、同じサッカー選手としても、彼がヨーロッパでやることを楽しみにしています。
交代は脱水です。ハーフタイムのときに、手足のしびれと嘔吐があったので、無理できない感じでした。監督にも、最初から100パーセントでいって、ダメなら交代すると言われていたので、できるところまでやろうと思っていました。試合前はそんなことはなかったですし、水も飲んでいました。守備で頑張りすぎたかな(笑)。(原口)元気と2人で、守備ばっかりしているな俺らって話していました(笑)。ただ、ボールを持たせても最後のところではやられていなかったので、苦しかったですけど、そこまでやられている感じはなかったです。
栗原勇蔵(横浜F・マリノス)
ずっと攻め込まれていたし、ラインも上げられませんでした。その上、前でもキープできなかったから、相手のペースでした。1失点してしまったけど、何とか勝つことができてよかったです。ラインに関しては、上げるのがサッカーというわけじゃないですから。今日に関しては勝ちに近づくためのラインの設定が自分の思ったよりは低かったです。しかし、最終的に守れたことはよかったと思います。守り切れた要因は、みんなが体を張っていたからだと思います。ただ、結果的に1失点して、その他にもピンチはあったので、そういうピンチをもっと減らさないといけないと思いました。
徳永悠平(FC東京)
指示はしっかり守って、というところからです。相手も押し込んできていて、なかなか自分たちの時間が少ない中、少ないチャンスをものにできたのでよかったと思います。
(追加招集での参加だったが?)最初はまったく準備していなかったです。そういう中で呼んでもらえたのはうれしかったし、素晴らしいチームメートと優勝することができてよかったと思います。自分にとってプラスになると思うので、この経験を次に生かしたいと思います。
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
(1点目のアシストは)狙い通りですね。(柿谷)曜一朗が良いポジションを取っているのは分かっていましたし、動き出しも中国戦で1本、動いてくれたのに対してパスを出せました。あの1本で、そういう動きもあるのだと、お互いに分かりました。それが今回も生きたと思います。それ以外、彼の良さを出せなかったのですが、1本でもチャンスを作れば決めてくれる選手がいるので、もうちょっと良さを引き出せるプレーができればと反省しています。優勝はしたけれど、そこからのプラスアルファが自分の中でほしかったので、それがなかったのは納得していないです。
<了>