藤波vs.長州、初代虎vs.大仁田が実現=レジェンドプロレス7月大会見どころ

藤波ジュニアがエキシビジョンマッチ2連戦

ことし5月にエキシビションマッチでデビューした藤波怜於南。博多大会では百戦錬磨のアレクサンダー大塚と向かい合う 【t.SAKUMA】

『LEGEND THE PRO−WRESTLING』は「伝説を作ってきた選手」ばかりをピックアップするリングではない。「これから伝説を作る選手」も出場する。両大会でエキシビジョンマッチを披露するのが、“ドラゴン二世”藤波怜於南だ。

 プロレスラーになるべく昨年から本格的なトレーニングを始めた怜於南は、東京・高円寺にあるスネークピット・ジャパンで連日猛練習を積んでいる。イギリスのウィガンを訪れ、本場のキャッチレスリングも経験。そして、今年2月にはドラディションのリングで初のエキシビジョンマッチに挑んだ。

 ジムの先輩である蓮見隆太との一戦は当初5分の予定だったが、3分間延長するほど白熱したものに。息子の戦いを間近で見守った父・藤波辰爾は、11.28ドラディション後楽園ホール大会でのデビュー戦を示唆。自ら対戦することにも含みを持たせた。

 そんな中で行われる今回のエキシビジョンマッチ2連戦は、怜於南がレスラーとしてデビューできる水準にあるのかを見極める大事な試金石となるだろう。7.12大阪では前回に続き、蓮見と対戦。さらに、7.14福岡ではアレクサンダー大塚との一戦が組まれた。プロレスだけでなく、総合格闘技でも確かな実績を残す実力者を相手に、「(2月の蓮見戦を経験してから)恐怖心や緊張感は強くなった」という怜於南はどこまで真っ向勝負を挑めるのだろうか?

 しっかりとした内容が残せればデビュー戦に一歩近づくことは確実だが、反対に気後れが目立つようなことがあれば、11月デビューが白紙になる可能性もある。怜於南にとっては試練の7月になりそうだ。
■『LEGEND THE PRO−WRESTLING』
7月12日(金)大阪・BODYMAKERコロシアム第2競技場 試合開始19:00

<メインイベント タッグマッチ 60分1本勝負>
藤波辰爾、藤原喜明
長州力、AKIRA

<セミファイナル タッグマッチ 十字式四つ巴テキサス・ストラップ・デスマッチ 時間無制限1本勝負>
初代タイガーマスク、タイガー・シャーク
大仁田厚、矢口壹琅

<第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
高岩竜一、石井智宏
関本大介、岡林裕二

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
獣神サンダー・ライガー、スーパー・タイガー
空牙、ベアー福田

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
ヒロ斉藤、齋藤彰俊
ゼウス、ザ・ボディガー

<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
長井満也、坂口征夫
アレクサンダー大塚、倉島信行

<エキシビションマッチ>
藤波怜於南
蓮見隆太

■『LEGEND THE PRO−WRESTLING』
7月14日(日)福岡・博多スターレーン 試合開始16:00

<メインイベント シングルマッチ 名勝負数え歌 60分1本勝負>
藤波辰爾
長州力

<セミファイナル タッグマッチ 60分1本勝負>
初代タイガーマスク、タイガー・シャーク
大仁田厚、矢口壹琅

<第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
ヒロ斉藤、ベアー福田
アレクサンダー大塚、スーパー・タイガー

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
齋藤彰俊、高岩竜一
関本大介、岡林裕二

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
長井満也、AKIRA
坂口征夫、間下隼人

<第1試合 九州プロレス提供タッグマッチ 30分1本勝負>
筑前りょう太、めんたい☆キッド
台風、田中純二

<エキシビションマッチ>
藤波怜於南
アレクサンダー大塚

■『LEGEND THE PRO−WRESTLING』
8月16日(金)北海道・札幌テイセンホール 試合開始19:00
※札幌大会対戦カードは後日発表。

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