佐々木憂流迦、小野島恒太の心境は!?=堀口への挑戦権につながる修斗注目の一戦

修斗/サステイン

佐々木「これに勝てば堀口戦を組んでくれると思う」

急きょ4.21新宿FACE大会への参戦が決定した佐々木憂流迦 【修斗/サステイン】

“超新星”堀口恭司が3月に世界チャンピオンを獲得し、大きな注目を集めている修斗フェザー級戦線。4月21日のプロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.14」新宿FACE大会では、修斗フェザー級環太平洋チャンピオンの佐々木憂流迦が急きょ参戦し、ノンタイトル戦ながら小野島恒太と対戦することが決まった。堀口への挑戦権が大きく近付く一戦を前に、佐々木と小野島のインタビューが届いた。

以下は佐々木のインタビュー。

――急遽、今大会への参戦を直訴したそうですが、改めて参戦までの経緯を教えてもらえますか?

 堀口(恭司)さんの試合を見に行っていて、僕と芹澤(健一)代表から「試合ないですか?」という話をしたら、ジャングル(伊藤)さんが欠場になったことを聞いて「じゃあ、お願いします」と。そんな感じです。とにかく早く試合がしたかったので、相手は誰でも良かったです。

――準備期間も短いと思うのですが、ほぼ即決でしたか?

 はい。僕はとにかく試合をしたいんで、6月も7月も試合をするつもりですよ。

――1月に徹肌ィ朗戦があって、3月にはADCCの日本予選にも出場しましたが、それでも足りないですか?

 はい(笑)。やっぱりADCCは組み技の試合なんで、総合とは雰囲気が違うんですよ。だからもっと総合の試合を定期的にやりたいですね。おかげさまで試合が終わっても怪我やダメージは残らない方なんで。

――佐々木選手は環太平洋のタイトルも獲得しましたが、自分よりランキングが下の選手と戦うことに抵抗はないですか?

 全くないですね。僕はそんなことを言えるレベルじゃないんで。ランキングが上がると試合を組みづらいと思うんですけど、僕は相手がいて試合を組んでもらえるなら、どんどんやりますよ。選手によっては下の選手とやることを嫌がる選手だろうし、僕も出来ることなら上の選手とやりたいです。でもそこにこだわって試合が組まれなかったら元も子もないじゃないですか。だったら試合がやれる時にやりたいです。

――練習面についてですが、いつでも試合に出られるように準備はしているのですか?

 試合あるなしに関わらず、練習はいつも厳しいので、ぶっちゃけ来週が試合でもいいですよ。代表が「急なオファーがあっても、いつでも試合できるように準備しておけ」というスタンスなので。

――対戦相手の小野島選手にはどんな印象を持っていますか?

 インフィニティの決勝戦を見たんですけど、打撃ができる選手という印象ですね。試合を見た人は誰もが思うことでしょうけど。でもこの先、対戦相手どうこうは言ってられないと思うんですよ。これから僕が上のレベルの選手と戦おうことになったら、みんな“全部強い”選手ばかりじゃないですか。だからいかに自分の得意分野・フィールドに持っていけるかどうか。その勝負だと思います。

――やはり佐々木選手としては対戦を熱望している堀口選手が世界タイトルを獲りましたが……。

 ねえ。獲っちゃいましたね。

――佐々木選手も、そして周りも堀口選手との世界戦を意識していると思うのですが、現時点で佐々木選手はどんなことを思っていますか?

 修斗の頂点は世界タイトルなんで、それは挑戦させてもらってベルトは欲しいですよ……じゃなくて欲しい!
――そのためにも世界戦をアピールできるような勝利が必要ですね。

 次、勝ったら挑戦してもいい…と思いません?

――それはどうでしょう(笑)。

 僕は組んでくれると思うんですけどね。小野島選手は強敵ですけど、バシッと勝って、僕が“怪物退治”するところを期待して待っていてください。

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