先発予定のマエケン「自分の投球スタイルを貫く」=WBC準決勝 前日練習コメント
マエケン、将来のメジャー挑戦は「ノーコメント」
記者会見で笑顔を見せる先発予定の前田健(右)。左はWBC日本代表の山本監督 【写真は共同】
「2試合で投げましたけど、相手よりも自分のピッチングスタイルを貫いて自分の投球をすることが一番大事だと思うので、相手は変わっていきますけど、自分の投球を心掛けたいと思います」
――当初昼間だった練習時間が夜に変更となったことで明日のナイトゲームに向けて結果的には良かったのでは。
「そうですね。試合時間に近いので気温だったり風の向きなどを確認できたので、そういう意味では良かったのではないかと思います」
――WBCでの経験を通して、将来はメジャーリーグで投げたいと思うか?
「非常に答えにくい質問ですね(苦笑)。まずWBCは初めての経験で、国際大会で良い経験をさせてもらっています。次の試合が一番大きな試合になりますから、良い経験になればと思っています。その質問には答えにくいのでノーコメントです(笑)。ただこうやってメジャーの球場で投げられるのは楽しみです」
――広島も屋外で天然芝の球場をホームとしており、メジャーの雰囲気に近いのでは?
「雰囲気自体は似ていますが、実際にグラウンドに出てみるとすごく違いを感じますし、『これがメジャーの球場か』というすごい新鮮な気持ちになりました」
――アリゾナでの合宿では以前WBCに出場している“先輩”と話す機会もあったかと思うが、何か具体的な言葉はもらったのか?
「言えないこともありますが、やっている選手はプレッシャーだったり、すごく緊張を感じると言ってましたし、外から見ていると楽だよ、と言っていたので、やはり経験してみないとわからないことだったり、感じられないことというのはたくさんある、といった話をしていただきました」
坂本、準決勝へ意気込む「絶対に勝つ」
「すごいきれいで、グラウンドもきれいで、さすがだなと思います」
――天然芝の球場だが違和感はないか?
「全然ないです。整備がしっかりされているので、すごいな、の一言です」
――日本では多くのファンが声援を送っています。
「期待してもらうことはプロ野球選手としてはありがたいことなので、期待に応えられるように頑張りたいです」
――明日の準決勝への意気込みを。
「相手は勝ち上がってきたチームなので力はありますが、1球1球集中して、絶対に勝つという気持ちでやりたいです」
中田、試合会場での練習に「気持ちが入る」
「やはりかっこいいですね。気持ちが入ります」
――今日の練習ではライトを守る場面もあった。この球場のライトフェンスは独特の形状で大変では。
「そうですね、どこに跳ねるか分かりませんね。ただ、僕がライトを守ることはまず100パーセント近くあり得ないですけど、(決勝ラウンドで)ライトの守備は大変だと思います。レフトは普通のフェンスですけど」
――プエルトリコの印象は?
「海外のチームは、身体能力やパワーで日本人が勝てる要素はひとつもないですが、チームワークなどそういうものでは負けていないと思います」
――準決勝への意気込みを。
「打つこともそうですが、守ることや走塁も一所懸命やりたいです。ここまで来ましたから、最後(優勝)だけを見て(目指して)、良い緊張感を持って、楽しめたらいいなと思います」
<了>