山本浩二監督「中田翔は大きな武器」=WBC日本代表合宿 初日コメント

構成:スポーツナビ

中田翔、一塁守備に「一番緊張しました」

――初日を終えて?

中田「周りはすごい選手ばかりですごく気合が入りました。でも、プレッシャーを感じることなく、楽しみながらやれました」

――シートノックでは一塁も。

中田「今日は守備練習が一番緊張しました(笑)。ただ、エラーをしてしまったので、もうエラーをしないように頑張りたいです」

――バッティング面は?

中田「立浪(和義)コーチに教えてもらいながらやれたので良かった。もっともっと確実性を上げていきたいし、これまでやってきたことも継続しながらやっていきたい」

――代表候補の野手では最年少だが

中田「いろいろな意味でぶち当たっていくしかない。プレッシャーはないし、思い切ってやりたい」

――(早ければ)18日にも最終メンバー28人が発表される見込み。時間がない中でどんなアピールを?

中田「僕みたいな選手は考えてやっても仕方ない。とにかく一生懸命やるだけです」

――WBC使用球はNPBの統一球よりも飛ぶという意見もあるが、中田選手の感想は?

中田「僕は変わらないですね。今日は風もあったし、参考にならないかもしれないけど、僕は変わらないと思いました」

エースナンバー杉内『18』に「恥じないピッチングを」

――いよいよ合宿がスタートしました。

杉内「ほどよい緊張感とウキウキした気持ちでしたね。朝5時半に起きてしまいました。ワクワクしていたのと、若干緊張もしていたのでしょう。ゆっくり温泉に浸かってから球場に来ました」

――全選手の中で唯一3度目のWBC合宿です。

杉内「初めての時は緊張して何も覚えていないけど、回数を重ねて徐々に余裕が出てきました。練習の流れも把握していますし」

――ブルペンで投げ込みました。感触などは?

杉内「テーマなどはあまり意識しませんでした。ギャラリー(報道陣)が多かったので、あまり良くなかった(笑)。抜け球も少しありましたから」

――少し固めのマウンドで投げた。

杉内「固く作ってもらったところで投げたけど、感触は普通ですかね。あまり意識しなかったので」

――合宿のテーマは?

杉内「怪我なく終えること。あとはアピールをして(本大会メンバーに)選ばれるように頑張りたい」

――チームの雰囲気は?

杉内「普通だと思います。和気あいあいと練習していましたよ」

――背番号「18」について

杉内「やっぱり松坂(大輔=インディアンス)がつけていた背番号なので、恥じないピッチングをしたいですね。まずは代表に選ばれることが前提ですが、しっかり背負っていきたいです」

――首脳陣と起用法など話は?

杉内「まだしていません。肩の状態などを聞かれたくらいです」

<了>


(取材・田尻耕太郎)

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