初代タイガーマスク&小林邦昭、Wソバットを披露!=公開練習

小林「矢でも鉄砲でも何でも持ってこいと」

小林(右)も闘志は満点、メチャクチャなケンカになるのは覚悟の上 【(C)レジェンドプロレスリング実行委員会】

――2人で練習するのは初めてだと思うが、実際にやってみてどうだった?

初代タイガー「40年ぶりですかね……いや、そんなことない。メキシコでやってたから34、5年前ですね。なかなか凄い技で、やっぱり小林さんは切れてるな、随分と練習をやってるなと思いました。スタミナといい、パワーといい、キレといい、素晴らしいなと思いました」

小林「いや、疲れましたよ。久々にやったので。でも、ギリギリまで練習は続けるんで、勘とかそういうものが徐々に戻りつつありますね」

――ダブルフィッシャーマンを披露したが、手応えは?

小林「まだブリッジしてないからね。あれでブリッジして上から叩き落としたら起き上がれないですよ」

初代タイガー「今のは軽いヤツだったんで。ブリッジが入るとより強いのができると思います」

――大仁田戦に関しては、これで完全決着をつけたい?

初代タイガー「そうですね。もう試合はメチャクチャになると思うんで。小林さんは勘とおっしゃいましたけど、勘というよりも喧嘩という感じなので、レスリングさせてくれないと思います。メチャクチャにしてくるでしょうから、闘争本能をもっと燃やしていただければ。そして、合体技ができれば最高だと思います」

小林「まあ、メチャクチャになるのは最初から分かっているんでね。頭の中を真っ白にする感じで、喧嘩でやらないと。相手はいろんなことを考えてくるだろうから。向こうは何をやるか分からないからね。それはもう覚悟してますんで。矢でも鉄砲でも何でも持ってこいと」

初代タイガー「アバラをへし折るつもりで蹴っ飛ばしていきたい」

大仁田が負傷しているアバラを折る!と初代タイガー(右)は無慈悲な予告を突きつけた 【(C)レジェンドプロレスリング実行委員会】

――向こうはセコンドも連れてきて、チームを分断してくる可能性もあるが、どうやって連携を繰り出していく?

小林「でも、リングの上に上がれば連携とかそういうのはなかなか役に立たないんじゃないかと思うんだよね。おそらくメチャクチャになっちゃうんで。それを覚悟してやるんで。でも、あれでしょう、始めから負けるとか言って試合をやるバカはいないんで。勝ちに行きますよ」

――大仁田選手はまだ脇腹の負傷がいえていないようだが、そこもターゲットにしていく?

初代タイガー「そうですね。そこを狙わせないようにガチャガチャで来ると思うんで。こっちは機会があれば、そこを一点集中にしたりとかしていきたいなと。小林さんと組むからには、やっぱり“あの時代の名誉”がありますから。必ず勝ちに行きたいなと。アバラをへし折るつもりで蹴っ飛ばしていきたいと思います。小林さんのソバットを見ると、威力は落ちてないんでね。張り手でサンドバックがあんなに揺れたのもビックリしたんですけど、あれを食らったらたぶん耐えられないでしょう」

――大仁田選手は公開練習で有刺鉄線バット投入を宣言していたが、その対策は?

初代タイガー「奪い取ります。あと有刺鉄線スネ当てでも作ってみましょうか? もともと総合格闘技のスネ当てやグローブは自分が採用したものですから。それに有刺鉄線を付けちゃおうと。小林さんは有刺鉄線シューズをはいてもらえば。小林さんは裸足じゃないですよね? 裸足じゃ自分が痛いですから。ああ、有刺鉄線スネ当てはいいね。それを付けていこう」

小林「これができました、あれができました、合体技ができましたとあまり公開練習でそういうところまで見せたくないんですよ。相手もこういうニュースを見るだろうからね。あれが来るだろうと思っちゃうから。その時に出しますよ」

初代タイガー「今日は公開練習をやりましたけど、小林さんはあまり技を見せたくないと最初にやっていた練習から言ってました。色々と合体技をやっていたんですけど、それは見せないようにしようと言われてました。フィッシャーマンとローリングソバットは特別です。あといくつかありますから。その前にゴチャゴチャになっちゃう可能性もあるから、それにも気を付けていかないと」

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