可夢偉「十分チャンスはある」=上位のタイム差は接近、予選は大混戦か
可夢偉「なんとか戦える位置にいる」
可夢偉はフリー走行1回目は6番手、2回目は13番手で初日を終えた 【写真:ザウバー】
「プライムを履いているときに、ちょっと飛び出してしまったんですが、そんなに大きな問題ではなかった。クルマは鈴鹿に合っているはずだと思うけれど、(今日走った感じでは)あまりうまくいっていないので、それをちゃんとしないと」と、さらなるパフォーマンスの改善が必要と続けた。
「けれど、ロングはそれほど問題なかったので、(燃料が)軽い状態でもうちょっとタイムが出せれば戦える気がする。最終的にベストのポジションでチェッカーを受けるのが目標。スパ(ベルギーGP)ほど絶好調ではないと思うけれど、充分チャンスはある」と明日の予選に向けた自信を語っている。
シューマッハはクラッシュも影響なし
終了間際にはビタリー・ペトロフ(ケーターハム)がホームストレートを走行中にリヤウイングのトラブルに見舞われてコースアウトするなど、波乱続きとなった2回目のフリー走行。ウェバーがトップタイムを奪い、セバスチャン・ベッテルも3番手とレッドブルの2台が好調なスタートを切った印象だが、2番手につけたハミルトンも「マークと同様のタイムは出せていたと思うし、明日の予選はきっとすごくきん差の戦いになると思うよ」と手応えを語った。
5番手にとどまったフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)を含め、明日の予選は接近戦となる可能性が高い。そこに可夢偉がどこまで絡んで来るかが、日本のファンにとってのポイントとなるだろう。
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