真鍋監督「金に等しい銅メダルだった」=女子バレー祝勝会

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狩野、セッターで「五輪出場を目指したい」

復帰した久光製薬でセッターにコンバートされることになった狩野。新たなポジションで4年後のリオ五輪も目指す 【スポーツナビ】

 2年ぶりに久光製薬へ復帰することになった狩野舞子は、五輪の舞台で経験したことについて「他の世界大会とは違い、どの国の選手も目の色が変わっていて気迫がすごかった」と五輪特有の雰囲気を肌で感じたようだ。

 また、久光製薬への復帰に伴い、ポジションもウイングスパイカーからセッターへと転向することになった狩野。そのことについて聞かれると「これからはセッターとして頑張っていきたい。やるからには(セッターで)五輪出場を目指したい」と新境地開拓を誓った。

 狩野のセッター転向について真鍋監督は「狩野はオーバーがうまい。セッターもありかなと思う。個人的に応援している」と教え子の転向を支持。新たな挑戦にエールを送った。

現役引退の朝日「優勝してお台場の海でサンセットする」

現役引退をする朝日は「バレー選手で本当に良かった」と感慨深げ。ラストマッチではどんなプレーを見せるのか 【坂本清】

 全日本女子とともに五輪報告会に男子ビーチバレーの朝日健太郎(フォーバル)と白鳥勝浩(湘南ベルマーレ)ペアも出席。国内ツアー第6戦、ペボニアカップ(27〜30日・東京お台場)を最後に現役引退を表明している朝日は、壇上であいさつし、「25年(の競技生活)がもう終わるんだな。名前が朝日だけに明るく優勝で終わりたい」と大会への抱負を語った。

 インドア時代も含めて25年間、現役プレーヤーとして活躍してきた朝日は「熊本の田舎から出てきて、今では東京のど真ん中で、こんな素敵な機会を設けてもらってあいさつできるなんて。バレーですごくたくさんの夢を実現した。バレー選手で本当に良かった」と感慨深げに語った。

 スピーチの最後は「朝日という名前から、サンライズとかライジング・サンだとか、皆さんに呼んでもらえた。だから最後は30日、優勝してお台場の海でサンセットする」と饒(じょう)舌で有名な朝日なだけに見事な締めくくり。引退試合ではプレーだけでなく、最後のインタビューまでファンを楽しませてくれそうだ。

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