新旧王者が繰り広げた優勝争い、戦略失敗の可夢偉は「当然の結果」=F1バーレーンGP
2ストップ作戦で逆転を狙った可夢偉
ロングラン重視の作戦で臨んだ可夢偉だったが、タイヤマネージメントに苦しんだ 【写真:ザウバー】
だが、その作戦は失敗に終わった。本人たちの予想よりも早くタイヤの消耗が進んでしまい、想定していた周回数をこなすことができない。結果的に残り7周のところで3回目のタイヤ交換を余儀なくされてしまい、順位を上げることができずに13位でチェッカーを受けた。
レース後、チームが公式で配信している動画インタビューに登場した可夢偉は「散々な結果でした。全体的にレースペースも良くなかったので、今回の結果は当然だったかなと思います」と落胆した表情を見せていた。
次回のスペインGPが行われるカタルーニャ・サーキットは、シーズン前の合同テストで好タイムを記録しているコース。さらにスペインGP前にはイタリア・ムジェロでテスト走行を行う機会もあるため、マシンの改善も期待される。シーズン最初の4戦では速さは見せたものの、インパクトのある結果を残せなかった可夢偉。ヨーロッパラウンドで巻き返すことができるのかに注目だ。
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