砂漠に囲まれたサーキット、厳戒態勢下で開催=F1第4戦バーレーンGP見どころ
高温での戦いとなるバーレーン、タイヤへの影響も大きい 【写真:ウィリアムズ】
タイヤサプライヤーのピレリがバーレーンGPに持ち込むドライタイヤは、4種類あるコンパウンドの中で中間の軟らかさであるソフトとミディアム。ソフトはタイヤ側面のロゴやブランド名が黄色、ミディアムは白で書かれている。決勝では、雨用のタイヤを使用しない限り、2種類のドライタイヤ両方を使わなければならない。
メルセデスAMGはタイヤの問題を克服できるか
そして、開幕からの3戦で最も安定した速さを見せてきたマクラーレンが、今回も優勝候補になると思われる。これに対してレッドブルでは、セバスチャン・ベッテルが排気システムに満足できておらず、この問題を解決することが重要になってくる。
前戦の悔しさを晴らしたい可夢偉
2週連続での開催であるため、ザウバーは大幅な改良を行わないと見られており、それは他チームも同様だ。そのため、暑いコンディションの中で、うまくタイヤの性能を引き出すこと、そして戦略を成功させることが上位入賞への鍵を握っているといえるだろう。
2012年F1第4戦バーレーンGPは、20日(金)現地時間10時(日本時間16時)に開幕。決勝は、22日(日)現地時間15時(日本時間21時)にスタートする。
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