フランスのリーグ１も残り５節。相変わらずすべての順位争いで混戦が続いている。チャンピオンズリーグ（ＣＬ）出場権を争っているのが同勝ち点で並ぶ３位リヨンと４位パリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）だ。７日の試合でモナコと対戦するＰＳＧは勝てば、８日にマルセイユとの一戦に臨むリヨンにプレッシャーをかけられる。
「プレスもサポーターもＰＳＧが首位争いに加わるとは思っていなかっただろう。ＣＬ出場権を得るために３位の座は獲得したい。この目標に向かってこれまでやってきた」と、ＰＳＧのＤＦマルコス・セアラは気合いを入れる。

　今季はプレーも結果も期待外れのリヨンに対し、ＰＳＧは得点数で劣っているのみ。ＣＬ出場権を懸けた２チームの争いは残り５試合でし烈を極めるだろう。両チームとも少しの失敗も許されない状況だ。
　第３４節、ＰＳＧにとってアウエーでのモナコ戦は苦しい展開が予想される。モナコは降格圏を脱出して勢いに乗っており、徐々に順位を上げつつある。ＧＫグレゴリー・クーペが負傷しており出場が危ぶまれていることもＰＳＧにとっては痛手だ。
　以下は、ＰＳＧのコンブアレ監督の談話。

　モナコ戦は苦しい戦いになると予想している。ＧＫグレゴリー・クーペのけがは一部回復しているが、土曜の出場に関してはまだ分からない。モナコのホームでの成績を見ると、リール（１−０）、レンヌ（１−０）を破り、リーグ後半戦は好成績を収めている。モナコは自分たちのプレーの色を見いだし、良い結果につなげている。リーグ１で勝ち抜いていけるチームだ。
　ただ、モナコのＧＫシュテファン・ルフィエの欠場は、われわれにとってかなり大きい。素晴らしいＧＫだし、モナコのチームの要でありキャプテンでもあるからだ。どちらにせよ、モナコはローラン・バニド監督の方針で、まず守りを固めてくるチームだ。得点されないように守り、カウンターを仕掛けてくる。セットプレーにも強い。
　われわれは今シーズン、狂ったように働いたよ。エキサイティングなシーズンの終わりを迎えられるようにね。今はまだ気を抜けない。このシーズン最後の時期を台無しにしてしまわないよう、全力で向かう必要がある。後悔しないようにね」

＜了＞

　ＴＶ５ＭＯＮＤＥでは、モナコ対パリ・サンジェルマン戦を生中継で放送します。
モナコ対パリ・サンジェルマン
５月８日（日）１時５５分（生中継）
５月８日（日）９時５０分（録画再放送）

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