現在、プレミアリーグで得点ランキングでトップ（１９得点）の座を守っているディミタール・ベルバトフが逆境で自信を持ち続けることの重要性、マンチェスター・ユナイテッド（マンＵ）のアウエーでの調子、そして混とんとした優勝争いを勝ち抜くために必要なものについて語った。

――リーグ得点王争いでトップに立っていますが、自信を持ってピッチに入っていますか？

　今は自信を持ってプレーしているよ。僕はストライカーだから、得点できている時は自信も高まるんだ。でも、大事なのは、得点できない時にどうするかってこと。そんな時こそ、自信を保つことが本当に重要なんだ。何試合か得点できない時もあるけど、自分を信じて、ゴールを挙げられないとしても、ゴールにつながるプレーはできると信じなければいけない。難しいことだけど、自信を失わないようにしないとね。どんな選手でもスランプを経験するけど、それを克服できるのが本当の一流選手なんだ。

――ユナイテッドに加入してから、自信を失ったことはありますか？

　もちろんあるよ。何度もね。あまり良いプレーができなかったり、得点できなかったりすると、周囲からのプレッシャーを感じる。自分自身からのプレッシャーもね。気がつけば、常に自分を疑っているんだ。でも、そんな時こそ自信を保ち、何もかも良くなると信じる必要がある。練習に集中して、うまくいっていることを続けるのさ。

――今シーズンはすでに３度ハットトリックを達成していますが、記念の試合球はどこに保管してありますか？

　自宅で保管しているんだけど、友人やチームメートにからかわれるんだ。たくさん集めているからね。試合球にはチームメートたちのサインをもらっている。チームメートはハードワークと自信があれば、多くの成功を手にできるということを思い出させてくれる、とても貴重な存在なんだ。

――ユナイテッドがホームとアウエーで全く違って見えるのはなぜでしょう？

　それを説明するのは難しい。アウエーでは思うように勝てていないけれど、勝利を目指していないからではないんだ。引き分け狙いで試合に臨んだり、勝ち点１でいいなんて考えたりすることは絶対にない。ほかのチームはユナイテッドとの対戦になると燃えるから、難しい試合になってしまう。一番大きいクラブだから、当然のことなんだけどね。それは理解しているし、自分も経験してきたことだ。だから、勝利を手にすることがますます難しくなってきているけど、それは言い訳にならない。オールド・トラフォード（マンＵの本拠地）では本当にいいサッカーができている。ファンを楽しませ、たくさんのゴールを挙げているからね。それをアウエーでもできるようにすることが目標だ。

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