潮田玲子、新ペア結成で日本リーグに挑戦!=バドミントン

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今季はけがの影響で出遅れた“イケシオ”ペア。ここから目標の「世界ランク10位以内」を目指し、国際大会に挑む 【スポーツナビ】

 バドミントンの潮田玲子らが所属する日本ユニシスの公開練習が24日、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。
 7月のマレーシアオープンで左足甲のじん帯を痛めた潮田だったが、「まだ違和感はあるけど、問題はない」と、けがの影響はなく軽快な動きを見せた。
 現在、池田信太郎との混合ダブルスでは世界ランキング30位で、目標に掲げる10位以内に向けて、来週ドイツで行われるグランプリゴールド大会に出場予定。潮田が「とにかく今は海外の試合に出て、世界ランキングを上げていきたい」とコメントすると、池田も「1年間一緒にやってきて息が合うようになってきた。今は結果を出すことが大切」と意気込んだ。

新しいチームメートとの団体戦にも意欲

10月に開幕する日本リーグでは、2年ぶりとなる女子ダブルスに出場予定の潮田(左)。ペアの相手として有力視されるのが20歳の高橋礼華(右) 【スポーツナビ】

 ロンドン五輪を目指し混合ダブルスに専念してきた潮田だが、10月に開幕する日本リーグでは、2年ぶりに女子ダブルスへ出場する意欲も見せている(日本リーグは男女別団体戦で混合ダブルスはないため)。そのペア候補として最も有力視されているのが、20歳の高橋礼華だ。

 6月に行われたインドネシア合宿の際に初めて組んだ2人。もともと高橋は、今年の世界ジュニア準優勝の松友美佐紀とペアを組んでいたが、「女子ダブルスの練習をしたい」と話す潮田のパートナーを度々務めていた。
 高橋は、「(潮田は)五輪に出場したり、世界大会で優勝したり、憧れの人でした」と話すが、練習では積極的にコミュニケーションを取り、動きの確認をし合う。また「自分では気づかないことも指摘してくれるし、引っ張ってくれる」と、練習の中で潮田から多くのことを吸収している。

 一方の潮田も「ユニシスに移籍して少しでもチームの勝利に貢献できればと思っている。久しぶりの女子ダブルスを戦うので、精いっぱい頑張りたい」と語る。日本リーグでは、以前所属していた三洋電機との対戦も待っている。小椋久美子との“オグシオ”ペアでリーグ8連覇に貢献した潮田だが、今年はその連覇を阻む対戦相手としてコートに入る。過去のチームメートとの対戦でどんなプレーを見せるか? 日本ユニシスの潮田玲子としての戦いにも注目だ。

<了>
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