工藤と雄星――埼玉西武・28歳差チームメートの初コラボ決定
王座奪回へ着々と補強
28日、ファンの前で初めてユニフォーム姿を披露する雄星 【スポーツナビ】
そこで球団が白羽の矢を立てたのが、日本プロ野球9年目を迎えるブライアン・シコースキー。昨シーズンは千葉ロッテで抑え、中継ぎと安定した成績を残し、何よりも与四球が少ないことが特徴として挙げられる。「ライオンズのような才能豊かなチームメートと一緒に戦うことを楽しみにしている」と球団広報を通じて意気込みを語ったシコースキー。四死球でランナーをためてしまい、得点されるパターンも多かったライオンズには頼もしい助っ人となりそうだ。
そして、もう一人、球団が自信を持って獲得に乗り出した選手はプロ野球生活29年目を迎える左腕・工藤公康。ライオンズの黄金時代を支え、数々の輝かしい実績を残してきた現役最年長選手が古巣へと帰ってきた。「ライオンズが僕を一人前にしてくれ、野球が続けられた。これから、皆さんの期待に応えていきたい」と新たに決意をあらわにしたベテラン。若い先発陣の力強い投球がファンを喜ばせているライオンズの投手陣にもう一味、熟練したうまみが加わった。
雄星が憧れの工藤とトークショー
昨シーズンは約5000人が訪れたこのイベント。16時に開場し、17時からオープニングセレモニーということで、新しく加入した選手らがライオンズのユニフォームに身を包んで、ファンの前で初お目見えする。トークショーはメイン会場(西武第二ビル8Fくすのきホール)と第2会場(西武鉄道ビル1F)で予定されており、3部に分かれてそれぞれ複数の人気選手が今季への熱い想いを語ることになっている。
公の場で初めてのトークを展開することになった28歳差のチームメート。工藤と雄星――どんな言葉が飛び出してくるのか、今から楽しみである。
<原稿提供:埼玉西武ライオンズ/text by 稲葉真由美>
<了>
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