【試合結果】JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦・3部リーグ第5節

チーム・協会

東京農業大学が+6分のアディショナルタイム劇的弾で首位を堅持!

劇的なゴールで無敗記録を伸ばした東京農業大学 【©東京農業大学農友会サッカー部】


 3部リーグ唯一の無敗チーム、首位の東京農業大学は10位の中央学院大学と対戦。試合はどちらも決めきれないままスコアレスドローでアディショナルタイムへ。このまま終了かと思われたが、90+6分に東農大・高橋隼士がゴールを決め0-1で東農大が勝利。2位が勝点1差に迫る中、劇的な決勝点で首位の座を守った。

 3位の明治学院大学は最下位の共栄大学に圧勝。明学大は前半の立ち上がりに2点を先取すると、後半にも1点を大竹駿がダメ押しの追加点を挙げて0-3で完勝。首位との勝点差1をキープし、東農大にピタリと追随する。一方、2位の國學院大學は作新学院大学に2点を許す厳しい展開に。それでも80分、89分と辻友翔が連続ゴールを挙げて2-2に追いつくが逆転までは至らず2-2のドロー決着に。この結果、2位と3位が入れ替わり、2位が明学大、3位が國學大となった。

 4位の専修大学は11位の東京経済大学と対戦。東経大を圧倒した専大だったが、なかなかゴールを奪えずスコアレスのまま試合終盤へ。それでも82分に道白優斗が先制点を挙げると、これが決勝点となり1-0で勝利。順位は変わらないながらも勝点を10に伸ばし、3位・國學大と勝点で並ぶこととなった。また、6位の亜細亜大学は0-1で国際武道大学を下し、これで3連勝。今季は連敗スタートとなった亜大だったが、この3連勝で勝点を9とし4位・専大を勝点1差に捉えた。対照的に国武大は2連勝からの3連敗となり、順位をじりじりと下げて9位に。前節5-1で大勝し、最下位を脱した平成国際大学は青山大学から試合終盤に奪ったゴールを守りきって勝利。前節に続く連勝で10位から7位へとジャンプアップした。

 今節は大きな変動はないながらも、少しずつ上位グループの勝点差が縮まりつつある3部リーグ。首位・東農大から4位・専修大までは1ゲーム差内。今後の結果次第では大きな動きにつながりそうだ。次節・第6節は、5月25日(土)に4試合、26日(日)に2試合が行われる。


※表示スコアはホーム対アウェーのスコアで表示。

(文・飯嶋玲子)

【©JUFA】

【©JUFA】


■全試合結果と得点者


平国大 1(0-0)0 青学大
得点者)【平国大】森下

中院大 0(0-0)1 東農大
得点者)【東農大】高橋

共栄大 0(0-2)3 明学大
得点者)【明学大】鈴木(燦)、松本、大竹

国武大 0(0-0)1 亜大
得点者)【亜大】三宅(貴)

専大 1(0-0)0 東経大
得点者)【専大】道白

國學大 2(0-0)2 作新大
得点者)【國學大】辻×2【作新大】井出×2
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著者プロフィール

一般財団法人関東大学サッカー連盟は、関東地域における大学サッカーの水準向上と普及、加盟チーム相互の親睦共励、そして広く社会に貢献できる学生を育成することを目的に、1924年に創設されました。主要大会のひとつである『関東大学サッカーリーグ戦』では関東7地域から36大学が参加し、1部~3部のカテゴリーで熱戦を繰り広げています。近年は日本代表にも多くの選手を輩出するなど、通年でレベルの高い試合を展開しています。また主管大会として、大学の日本一を決める『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)などの全国大会も実施しています。

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