ラモス監督「前園にはすごいプレッシャーを与えた」=ビーチサッカーW杯 日本 7−2 エルサルバドル

 ビーチサッカーワールドカップのグループリーグ第3戦が18日、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで行われ、ラモス瑠偉監督率いる日本は、エルサルバドルに7−2で快勝し、3連勝を飾った。日本は勝ち点を8とし、グループB首位で決勝トーナメント進出を決めた。日本は20日に準々決勝でポルトガルと対戦する。
 以下は、エルサルバドル戦後の監督・選手コメント。

ラモス瑠偉(監督)

「前園にはすごいプレッシャーを与えた」

(全勝でグループリーグ突破したが)昨日とあまり変わらない。今まで(日本はW杯グループリーグで)全勝したことがない。あいつらたいしたもんや! (前園には)すごいプレッシャーを与えた。今日は彼を呼んで、「必ずチャンスが来るから。(グループ)1位で行こうよ、歴史を作ろうよ」と言ったら応えてくれた。(選手は満身創痍だが)夜はトレーナーとドクターが大変。選手は限界を超えている。何よりも褒めてあげるしかない。
(準々決勝に向けて)心配ない。どこだろうが関係ない。ブラジルだろうが、やるしかない。タオルは投げない。どんなチームも120パーセント(の力)を出さないと、ウチには勝てないぞ。いい試合を見せたいと思う。みなさん日本から応援してください。“砂浜のサムライ”たちを。

前園真聖

「2ゴールでチームに貢献できてうれしい」

 決勝トーナメント進出がすでに決まっていて、モチベーション的には難しい試合だったが、大きな声援もあるし、「3勝して行こう」とチームは考えていた。今まで点を決められなかったので、今日の2ゴールでチームに貢献できてうれしい。明日はしっかり休んで気持ちを切り替え、準々決勝は絶対に勝てるように、みんなで力を合わせたい。

田畑輝樹

「1試合1試合が決勝のつもり」

 チーム全体が全勝という目標を持っていた。疲労とけがで苦しい試合内容だった。相手も(連敗後だから)一勝したい。苦しい戦いになることは分かっていたが、いいところで日本が得点できた。(これまでも)1試合1試合が決勝のつもり。1日休もうが連戦だろうが戦うだけなので、準々決勝からも全力を尽くす。(エルサルバドル対策は)無理してボールを取りにいかない、シンプルにピボに当ててサポートする、という2点だった。

牧野真二

「そんなに厳しさは感じなかった」

(エルサルバドルについては)早い段階で(日本に)点が入ったので、そんなに厳しさは感じなかった。だがこの後のトーナメントを考えると、ゆるい試合はできない。上を見ているからこそ、自分たちで厳しくいった。次はトーナメントなので、負ければ終わり。試合でつぶれるくらい、1試合1試合やっていきたい。

河原塚毅

「メダルのチャンスも出てくる」

 W杯で3連勝でグループ突破することは、なかなかないと思う。2試合点を取れていなかったのでうれしい。何よりチームが勝てて良かった。アジア予選から監督がベンチから厳しい言葉をかけてくれる。ベスト8の戦いも(監督の指示の)「集中を切らさずに」やっていきたい。次に勝てば2005年以来のベスト4。メダルのチャンスも出てくると思うので、次もチーム一丸でいきたい。

<了>

ビーチサッカーW杯 フジテレビNEXT・ONE放送予定

 フジテレビNEXT・ONEではFIFAビーチサッカーワールドカップ・ドバイ2009の模様を放送します。日本戦は全戦生中継! そのほか詳しい放送スケジュールは、番組オフィシャルサイトをご覧ください。
 また、フジテレビNEXTで放送中の「サッカー日本代表TV」でもビーチサッカー・ワールドカップ情報をお伝えする予定です。ぜひご覧ください。
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