ラモス監督「日の丸をつけて恥ずかしい試合はできない」 =ビーチサッカーW杯
1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたビーチサッカー日本代表(写真はスペイン戦のもの) 【Photo:アフロ】
18日にはエルサルバドルとグループリーグ最終戦を行う。
以下は、コートジボワール戦後の監督・選手コメント。
ラモス瑠偉(監督)
(苦しい戦いだったが)今までの自分の人生で、「楽な1日」はなかった。選手たちにもそれを伝えたい。特にW杯は何が起こるか分からない。相手(コートジボワール)も(前日に1−5から7−6と逆転して)ここまで(勝ち点3で)来ている。(相手の)情報が少なくて難しかった。苦しい戦いは続くと思うが、何よりも皆が一生懸命やって勝ったからいい。
(その後スペインがエルサルバドルに勝利したことで2位以内が確定し、決勝トーナメント進出を決めた後の談話)準々決勝進出が決まったが、グループ1位突破を目指して、明日のエルサルバドル戦も全力で戦う。日の丸をつけて試合に臨む以上は、恥ずかしい試合はできないという気持ちは選手も同じだと思う。
前園真聖
(今日の勝利は)最後まであきらめなかった結果だと思う。(惜しいボレーシュートがあったが)今日の(自身の)プレーには納得していないが、一生懸命戦い、ミスをカバーして、皆で勝ち取った勝利。
アフリカ勢の身体能力は分かっていても非常に戦いづらかった。そういう中でも、自分たちのやり方で、また修正もして、最後まで戦い抜けたと思う。本当に1つ1つのプレーを、とにかく勝つためにやるだけ。
田畑輝樹
コートジボワールは予想以上に速かった。でも、昨年のスペイン、一昨年のセネガルとの対戦経験が生かされたと思う。けが人や体調不良の選手が多いが、チームがひとつになって勝利した。(決勝ゴールは)第2ピリオド後に監督が指示した形(GKから前線の山内悠誠の折り返し)がハマった。
山内悠誠
(負傷のため)第3ピリオドからと(監督に)言われていたので、とにかく試合の流れを変えようと思った。(ベンチから)相手のやることが見えていた。あとは監督の指示を守れば勝てると思った(同点・逆転のアシスト)。3戦全勝も気持ちいいので、明日も勝ちを目指したい。
牧野真二
昨日の試合(スペイン戦)と違って、昼間の一番暑い時間帯(現地時間13:30)だったので、皆やはり息が上がるのが早かったが、最後の方まで集中していた。(コートジボワールの初戦を見て)個人で来るのは分かっていたので、1人ではなく2〜3人で対応した。(得点シーンについて)相手の壁の作り方(が甘かったおかげ)だったと思う。このまま3連勝で行ければ。
當間正人
(ミーティングで)監督から「今日負けたら決勝トーナメント進出の可能性がなくなる。昨日の試合よりも必死にやらないと勝てないぞ」と言われていたので、気持ちを引き締めた。(同点ゴールは)皆が頑張ってくれて、いいボールを出してくれた。
(エルサルバドル戦にむけて)1位通過で、来てくれている大勢の方に、日本の「サムライ魂」を見せられるように頑張りたい。
河原塚毅
アジアからずっと苦しい戦いを続けているので、“免疫”ができている。集中を切らさずできた結果だ。個人で来るのは試合前のミーティングで分かっていたし、昨夜のスペインと比べても強い相手ではなかったので、逆のプレッシャーがあった。1位で突破すればベスト4も見えてくる。次につながるように勝ちたい。
若林邦広
(ラモス監督に)「気持ちで負けないように」と言われ続けた。今日も気持ちで勝てた試合だと思う。(コートジボワールは)予想以上のスピードと身体能力なので戸惑いはあったが、大勢の日本人の観客と最後まであきらめない監督を見て、(自分たちも)あきらめずに戦った。(エルサルバドル戦は)勝って1位通過で勢いをつけられるように準備したい。
<了>
ビーチサッカーW杯 フジテレビNEXT・ONE放送予定
また、フジテレビNEXTで放送中の「サッカー日本代表TV」でもビーチサッカー・ワールドカップ情報をお伝えする予定です。ぜひご覧ください。
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