ラモス監督「選手1人1人をほめてやりたい」=ビーチサッカーW杯 スペイン5−5(PSO:2−3)日本

PK戦の末にスペインを下して喜ぶビーチサッカー日本代表の選手たち 【Photo:アフロ】

 ビーチサッカーワールドカップ(W杯)が16日、UAE(アラブ首長国連邦)で開幕し、ラモス瑠偉監督率いる日本代表は、前回大会4位の強豪スペインを延長戦5−5の後のPK戦で3−2と退けて白星スタートを切った。
 日本は、17日にコートジボワール、18日にエルサルバドルと対戦する。
 以下は、スペイン戦後の監督・選手コメント。

ラモス瑠偉(監督)

「選手1人1人をほめてやりたい」

 今までも簡単な試合はなかった。体がボロボロの状態の中、強豪スペインにここまでやった。(アンラッキーな失点も)それはお互い様。うちの選手1人1人をほめてやりたい。(次のコートジボワール戦は)彼らの試合を見たが、すごいパワーとスピードがある。楽ではないが、勝って次に進めるよう、精いっぱいやりたい。

比嘉リカルド

「PK戦もいけるかなと思っていた」

 強豪スペイン相手に勝てて、(ビーチ)代表初ゴールがW杯の舞台ということで本当にうれしい(※比嘉はフットサルのW杯で得点経験がある)。みんな自信を持っていたから、PK戦もいけるかなと思っていた。明日は早く仕掛けてくる相手だからしっかり対応したい。

宜野座寛也

「やってやろうと思っていた」

(PK戦での活躍でスペインに勝利したが)うれしいが、思ったほど(自分のプレーが)よくない。(いい点も悪い点もあり)チャラかなと思う。スローイン起点の失点が多いので、チーム全体で改善したい。自分がもっと回りをうまく使っていけたら。(昨年の大会ではスペインに1−6の大敗を喫しているが)相手はなめてくると思っていたので、やってやろうと思っていた。監督の期待通りに初めてやれたかな。(17日のコートジボワール戦も)頑張りたい。勝って予選通過して、皆さんを安心させて決勝トーナメントに行きたい。

尾田博文

「信用を勝ち取る」 

(延長での得点は)オウンゴールでみんなに苦しい思いをさせたので、とにかく取り返したかった。(得点はあったが)そのあと失点もあった。第2、3戦では信用を勝ち取りたい。17日は(コートジボワールの)身体能力に気をつけたい。

當間正人

「ここからが本当のサムライ魂」

(昨年大会のスペイン戦は出場していないが)チームでホテルで研究していたので大丈夫だった。W杯というのは簡単には勝てない。(スペイン戦の序盤のように)3−1で終われば一番いいが、そこから追いつかれて、逆転されたりする場面がこれから増えてくる。ここから本当に日本の良さである「サムライ魂」を見せたい。

田畑輝樹

「ミーティングで相手のことは分かっていた

 モチベーション、そして集中を非常に高く保てたのがいい結果につながった。ミーティングで相手の動き出しが遅いというのは分かっていた。それが機能した結果だと思う。第3ピリオドで勝ち切れなかった。しかし、勝ったということで結果オーライ。
 明日は最初から集中していけるように頑張りたい。今日の勝利は忘れて、切り替えて明日も自分たちのサッカーをやるだけです。

<了>

ビーチサッカーW杯 フジテレビNEXT・ONE放送予定

 フジテレビNEXT・ONEではFIFAビーチサッカーワールドカップ・ドバイ2009の模様を放送します。日本戦は全戦生中継! そのほか詳しい放送スケジュールは、番組オフィシャルサイトをご覧ください。
 また、フジテレビNEXTで放送中の「サッカー日本代表TV」でもビーチサッカー・ワールドカップ情報をお伝えする予定です。ぜひご覧ください。
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