前園「夢の舞台に立てるのはすごくうれしい」=ビーチサッカーW杯・ドバイ2009
ビーチサッカー日本代表の本当の戦いは、W杯本大会が開催される16日から始まる 【フジテレビ】
W杯は16日に開幕。開催地は予選と同じUAEとなる。1次リーグB組の日本代表は、初戦で強豪スペインと対戦。その後、コートジボワール、エルサルバドルと戦い、準々決勝進出条件である2位以上を目指す。以下は、アジア予選中・後の監督と選手コメント。
ラモス瑠偉(監督)
第1回大会でベスト4に導いたラモス監督。今大会でも上位進出が期待される 【フジテレビ】
(予選準決勝は)アジアのレベルが上がり、一番強いと言われているイランが対戦相手だったので、夢が実現してうれしい。(5−3での勝利について)選手たちがあきらめないで、おれたち日本人のプライドや魂を、最後の最後まで見せてくれた。(選手たちを)愛しているよ。奥さんの次に(笑)。
(決勝は)何人かを休ませたかったが、選手たちが「(初)優勝したい」と。さすが“砂浜のサムライ”や。久しぶりに感動した。(前園については)ずっとトレーニングして、やせて、大舞台で皆が苦しいときにあんなプレー(ダメ押しゴール)ができたのはさすが。名前でなく、能力で連れてきた。このスケジュール(中4日で本大会)は納得いかないが、プライドを持って“大和魂”で頑張る。
(本大会では)ベスト4を狙いにいくが、世界のレベルも上がってきた。今回はまず、ベスト8を狙いたい。
前園真聖
(準決勝は)声が枯れるまで応援した。この仲間たちと夢の舞台(W杯)に立てるのはすごくうれしいので、ピッチに立ったら何秒でも、とにかく悔いの残らないように精いっぱいやり切りたい。
(決勝は)皆で勝ち取った勝利。自分のミスで失点したので、自分でケリをつけたかった。得点を決めたことより、アジアナンバーワンになろうと皆で決めていたので(そちらの方が)うれしい。
河原塚毅(主将)
日本のビーチサッカーの未来が懸かっていたので、(本大会出場を決めて)ほっとしている。もう一度世界を驚かせたい。(ラモス監督が指揮した第1回大会と同じ)4位、またはメダルを目指して頑張りたい。
比嘉リカルド
(W杯出場を決めて)夢みたい。準備をしっかりやった分だけ自分に返ってきた。自分を信じて、このメンバーに入って本当に良かった。(※比嘉は元フットサル日本代表)
若林邦広
(準決勝の決勝点について)とにかく「入れ」という気持ちで蹴った。(監督からは)「恐れずにいつも通りのプレーを」などの指示を受けた。アジアチャンピオンという感覚は(優勝を決めた)試合当日だけ。切り替えている。予選の延長で本大会に行けるのは結果的には良かったと思う。(前園は)すごい人。刺激になっている。
前回大会のスペインは衝撃的だったが、(ビデオで失点シーンを何百回も見て)逆に一番倒しにいきやすい相手だと思う。(グループリーグの)試合順(スペイン、コートジボワール、エルサルバドル)は集中しやすい。
田畑輝樹
日程的にはハードだが、アジア予選をW杯会場で戦ってきたので、“砂慣れ”していることが大きい。スペインは昨年も対戦して(1−6で敗戦)、ある程度分かっている。このチームは(比嘉)リカルドを含めて昔から知っているメンバーなので連係面も問題ない。
牧野真二
(スペインとの初戦は)昨年はやられたが、今回はやり方が分かっている。ほかの2チームとは慣れてから対戦できるので大丈夫。
上原朋也
前回大会でスペインの10番(アマレージェ。前回大会の対戦でハットトリック。大会得点王に輝いた)に個人でやられたが、徹底された“チーム”でも崩された。コートジボワールはセネガル(一昨年のW杯でベスト8。日本はグループリーグで1−4で敗戦)を倒して来ている。身体能力に気をつけたい。(3戦目の)エルサルバドルは2大会連続出場だが、上位に来るチームではない。対戦の順番はいいと思う。
山内悠誠
(本大会は)砂にも慣れて、いい状態でできると思う。(昨年のW杯では無得点だったが)点を多く取って、上に行きたい。
吉井勝宏(コーチ)
(本大会初戦の相手である)スペインには昨年と同じようにはやられないと思う。そうしないようにやってきた。(ラモス監督は)イージーミスには本当に厳しい。(自分自身は)今までプレーヤーとして多くの舞台を踏んできているので、それが試合でどのようにポイントになるかを知っている。
<了>
ビーチサッカーW杯 フジテレビNEXT・ONE放送予定
また、フジテレビNEXTで放送中の「サッカー日本代表TV」でもビーチサッカー・ワールドカップ情報をお伝えする予定です。ぜひご覧ください。
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