■エディ・アルバレス「三日月蹴りでダメージは受けていない」

　昨日のケージなんですが、今まで経験したケージとは非常に違った。専門的で、プロの人の作ったケージだという気持ちがして、とても興奮しました。ただ、残念だったのは、試合の序盤で、自分にとってやりにくいポジションで相手に捕まってしまいました。それが試合全体に影響してしまい、その後、思ったように動けませんでした。あれがなければ、もうちょっと良い動きができたと思う。そういう中でも自分なりのベストを尽くして頑張りました。今日は首が痛いです。アメリカに帰ったらカイロプロクターのところに行って、治療をしたいと思います。コンディションを整え、次に帰って来る時はもっといい試合をしたいです。

――ケージの素材についてはどう思った？　アメリカで使われたらいい？

　最初に“マトリックス”という素材を聞いた時は、アメリカで使われているケージの素材に近いのかなと思ったんですが。実際に自分で試合をしてみて、体が当たった時にもっとケージが柔らかくて、ケージ自体が動くというのが分かった。つまり弾みがつけられる訳です。ＵＦＣとか他のケージとはそこが違います。他のケージは非常に硬いので、体が当たっても反発力はありません。ＤＲＥＡＭの金網はテイクダウンをしてケージに押し付けられても、ケージの硬さで自分がケガをすることはほとんどないです。逆に相手をテイクダウンし、ケージよってケガをさせてしまうんじゃないかということを気にする必要もありません。ですから反発力があるということ、自分の体が弾んで、上手くポジションをとれることを活用すればメリットになると思います。

――三日月蹴りによってダメージは受けましたか？

　それに関してはかなり練習してきましたし、試合もたくさん観てきました。三日月蹴りに関しては、特に大きなダメージは受けていません。一回当たったと思いますけど、特にそれで試合が決まるような強いダメージではありませんでした。

■マリウス・ザロムスキー「ケージの白は幸運の色。自分に巡ってきた」

　おはようございます。とても気分はいいです。疲れてもいません。すぐに試合が終わってしまいましたので、とっても短かったけれども、とてもエキサイティングでした。日本も、日本のファンも雰囲気がいいです。ケージもとても良かったですし、ケージに入って自分がびっくりすることはなかったです。イギリスでケージで試合をしたことがあります。ただイギリスやアメリカのケージは通常、黒いんですが、白い色というのが違いました。白という色は幸運をもたらす色だと思っていますので、本当に昨日、自分に幸運が巡ってきて良かったです。また次の試合を楽しみにしています。

■ユン・ドンシク「次回は喜んでもらえる試合を」

　昨日の試合は非常にひどい、惨憺（さんたん）たるものでした。早く忘れてしまいたいです。これからまた新たな気持ちでトレーニングを重ね、次回の試合ではファンのみなさんに喜んでもらえる試合をしたいと思います。

■前田吉朗「大みそかに試合をしたい」

　初めて、昨日、日本のケージでやったんですけど、全然ストレスを感じないぐらい広さがあり、やりやすかったので、これからもまたどんどんケージをお願いします。と、大みそかはやっぱり試合をしたいので、よろしくお願いします。以上です。

■弘中邦佳「これも自分の実力と思って誇りたい」

　試合直後はちょっと、突然終わってしまって、不完全燃焼な感じで泣いたりして、すごく悔しかったんですけど。一夜明けて……。これも自分がやってきたパンチが目に当たって、相手が目が見えなくなってしまいまして、自分がやってきた打撃の努力とかをもししていなければ、そういう結果にならないだろうし、目が見えなくなることもなかったんで、これも自分の実力で勝ったと自信を持って誇りたいと思います。また、次はお客さんにアピールできる試合をしようと思います。ありがとうございます。

■宮下トモヤ「内容で勝負できなくて残念」

おはようございます。昨日勝ったんでホッとしています。ただ、自分は他の選手の方々より知名度がない分、内容で勝負したかったんですけど、それができなかったのが非常に残念です。もっと練習して実力をつけて、出直したいと思います。