猪木も期待、高校1年生がプロレスデビュー=IGF
15歳11カ月でデビュー戦を行う高校1年生の定(左)。猪木氏も期待を寄せて闘魂注入 【スポーツナビ】
定は平成5年11月生まれで、小学校1年生の時から宮戸氏主宰の「U.W.F.スネークピットジャパン」に通っている生粋のプロレス育ち。小学生ちびっ子レスリング全国大会で3位になり、中学3年生になると名プロレスラーのビル・ロビンソンの指導も仰ぎ、プロの練習にも加わるようになった。そこで宮戸氏から体力・根性とも買われ、「90キロ以上に仕上げる(現在の体重88キロ)」という条件のもと、15歳11カ月という若さでプロデビューすることが決定した。
対戦相手は公募
猪木氏のパネルの前で同じポーズを決める定 【スポーツナビ】
猪木氏は「各業界、若い人が出てきている」と定を男子ゴルフの石川遼、フィギュアスケートの浅田真央らと重ね合わせて成長に期待する。この日、初めて顔を合わせたとのことだが、「15歳らしさではなく、『これで15歳かよ!?』と思わせてほしい」とデビュー戦から大暴れをリクエストした。
なお、対戦相手は未定となっているが、宮戸氏は「18歳以下の高校生の挑戦者が現れれば」とデビュー戦としては異例の“公募”とすることを発表。身長175センチ、体重80キロ以上で「俺の方が強いという高校生がいれば」、IGF事務所に写真と履歴書を送ってくるよう報道陣に告知を求めた。
当然、まだ得意技もなく、どこまでやれるかはまったくの未知数となる定。それでも「ひたすらがむしゃらに、前に行くだけ。誰が来てもがむしゃらにやるだけです」と改めて決意を口にした。“闘魂”の宿るIGFのリングで、高校1年生の15歳は何を見せてくれるのか。
■IGFプロレスリング「GENOME.10」
11月3日(火・祝)東京・JCBホール 開場15:00 開始16:00
【既報対戦カード】
<シングルマッチ>
ボブ・サップ
モンターニャ・シウバ
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