女子100m、福島らの準決勝進出は!?=世界陸上 第2日見どころ

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女子100m予選に日本記録保持者、福島が登場 【Photo:築田純/アフロスポーツ】

 陸上の世界選手権第2日が現地時間の16日、ドイツ・ベルリンの五輪スタジアムで行われる。午前の部では、女子100メートル1次予選が行われ、日本の福島千里(北海道ハイテクAC)と高橋萌木子(平成国際大)が出場する。福島は今年に入り、100メートル、200メートル、4×100メートルリレーで日本記録を更新し、好調のまま初の世界選手権に挑む。また、高橋も自己ベストを伸ばしており、6月の日本選手権では100メートルで優勝。2大会連続となる世界選手権の代表権を獲得した。
 翌日に行われる準決勝に残るには、福島の持つ日本記録(11秒24)を上回るタイムが必要となる。大舞台で自己ベストを更新し、次のステップへ進むことに期待したい。
 そのほか、午前には男子3000メートル障害に岩水嘉孝(富士通)、女子やり投げ予選に海老原有希(スズキ)、女子20キロ競歩決勝に渕瀬真寿美(大塚製薬)、川崎真裕美、大利久美(ともに富士通)が出場する。
 現地時間18時5分(日本時間:25時5分)から始まる午後の部では、“世界最速”を決める争いの男子100メートル準決勝、決勝が行われる。15日の予選では、余裕の走りで1次、2次予選を突破した世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)、2次予選から9秒台で走り、予選2位で突破したタイソン・ゲイ(米国)など、優勝争いは混戦必至。最初にゴールラインを駆け抜ける選手とともに、世界記録である9秒69が更新されるかどうかにも注目だ。また、日本人選手で唯一、準決勝進出を果たした塚原直貴(富士通)の、決勝進出にも期待したい。
 男子400メートルハードル準決勝には吉田和晃(順大)が出場。同種目では01年エドモントン大会と05年ヘルシンキ大会で為末大(APF)が銅メダルを獲得しているだけに、予選で記録した自己ベストをさらに伸ばし、決勝進出を決めたいところだ。
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