「三沢、ありがとう!」 お別れ会にファン2万5千人=ノア
北斗「三沢さんの笑顔しか知らない」
沈痛な面持ちで囲み取材に応じる藤波 【t.SAKUMA】
また、タッグ結成と対戦経験もある藤波は「まだ信じられない」と沈痛な表情を浮かべ、「今度はシングルで戦ってみたかった。今はゆっくり休んでくださいと言いたい」と叶うことがなくなってしまった一騎打ちを夢想し、無念さをにじませた。
永田「正面から受け止めてくれた」
盟友・蝶野も参列 【t.SAKUMA】
また、同世代の盟友ともいえる蝶野は「あまりにも突然すぎる。夢の中でしか会えないのが現実……プロレス界で、とても大事な選手だった」と静かに語り、三沢さんのモノマネで知られるイジリー岡田さんは「男の中の男でした。ゆっくり休んでください」とあふれ出る涙をぬぐいながら口にした。
追悼興行、ノア新体制は現在のところ未定
百田お別れ会実行委員長が三沢さんの遺影の前で取材に応じる 【t.SAKUMA】
そして三沢さんの追悼興行を開く意思はあるのか問われると、「過去の通例を見ても考えなければいけない。ただ現状のシリーズもあるので、半年とか1年置いていい企画で大きなものができればというのもある。(追悼興行を)できればいいとは思うが、今の段階では未定です」と開催の可能性はあるが、現在のところ具体的には何一つ決まっていないとした。また、ノアの代表取締役社長であった三沢さんの跡を継ぐ人事・新体制についても「まったくの白紙です」と語っている。