レーカーズとマジックが激突=NBAファイナル出場選手紹介

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コービー(写真)、ガソルらスター選手を擁するレイカーズ。名将フィル・ジャクソンの指揮の下、リーグの頂点を目指す 【写真提供/NBA.comモバイル】

 4月中旬から約1カ月半に渡って続いたNBAプレーオフも大詰めを迎え、米国時間の6月4日、いよいよファイナルがスタートを迎える。

 ウエスタンは、レギュラーシーズンをカンファレンストップで勝ち抜いたロサンゼルス・レイカーズが、順当にファイナル進出を決めた。チームのエース、コービー・ブライアントの活躍はもちろん、アンドリュー・バイナム、コートニー・リーといった若手の活躍も目立つ。デレック・フィッシャーのような経験豊富なベンチプレーヤー、さらに名将フィル・ジャクソン監督と、層の厚さ、経験の豊富さでは申し分はないと見られている。

 一方、イースタン・カンファレンスを勝ち上がったのは、優勝候補筆頭と言われたレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズを下したオーランド・マジック。チームの大黒柱であるドワイト・ハワードを筆頭に、ラシャード・ルイス、ヒドゥー・ターコルーなど、インサイド、アウトサイドのバランスの良さが光る。シャキール・オニール、ペニー(アンファニー・ハーダウェイ)を擁した1995年以来のファイナル進出となった。
 

 注目の第1試合目は、現地時間4日(日本時間5日)に、レイカーズのホーム、ステイプルズ・センターで行われる。

ウエスタン・カンファレンス:ロサンゼルス・レイカーズ

安定感バツグンのパウ・ガソル 【写真提供/NBA.comモバイル】

<ガード>
デレック・フィッシャー
1974年8月9日(34歳) 185センチ、95.3キロ
1996年全体24位指名、レイカーズ
3度の優勝経験を持つベテランガード。若返りを図りつつあるレイカーズにあって、コービー・ブライアントとともにチームをけん引する。

コービー・ブライアント
1978年8月23日(30歳) 198センチ、93.0キロ
1996年全体13位指名、ホーネッツ
優勝、MVP、オールスターと説明不要のリーグを代表するスター選手。30歳になった今も衰えを見せることなく、試合終盤での勝負強さは圧巻。

<フォワード>
トレバー・アリーザ
1985年6月30日(23歳) 203センチ、95.3キロ
ドラフト:2004年全体43位指名、ニックス
その高い運動能力とディフェンス力でスタメンを務める。速攻でのスピードは随一。古巣マジックとの対戦に燃える。

パウ・ガソル
1980年7月6日(28歳) 213センチ、113.4キロ
2001年全体3位指名、ホークス
スペイン出身のフォワード。スペイン代表チームのメンバーとして、日本で開催された世界選手権で金メダルに輝いている。得点力、リバウンド力で安定した活躍を見せている。

けがから復帰し、力を発揮しているバイナム 【写真提供/NBA.comモバイル】

<センター>
アンドリュー・バイナム
1987年10月27日(21歳) 213センチ、129.3キロ
2005年全体10位指名、レイカーズ
4年目の若手ながら、成長著しいビッグマン。ひざのけがに苦しめられたが、復帰後は、貴重な戦力として貢献している。

以下控え選手

<フォワード>
ラマー・オドム
1979年11月6日(29歳) 208センチ、104.3キロ
1999年全体4位指名、クリッパーズ
全てのポジションをこなす器用さを持ち合わせたシックスマン。リバウンドから自らでボールを運び、速攻を演出する。

ルーク・ウォルトン
1980年3月28日(29歳) 203センチ、106.6キロ
2003年全体32位指名、レイカーズ
殿堂入りセンター、ビル・ウォルトンの息子。派手さはないが、高いバスケットIQを生かした安定したプレーで貢献。

<ガード>
ジョーダン・ファーマー
1986年11月30日(22歳) 188センチ、81.6キロ
2006年全体26位指名、レイカーズ
スピードと高いボールコントロールを持ち合わせた控えPG。キャリアはシュートが安定せず2年目の昨季から数字を落としたものの、ベンチからの貴重な活力となる。

サーシャ・ブヤチッチ
1984年3月8日(25歳) 201センチ、93.0キロ
2004年全体27位指名、レイカーズ
昨年のプレーオフでブレーク。キャリアは不調気味も、高いシュート力とガッツ溢れるプレーでチームを支える。

シャノン・ブラウン
1985年11月29日(23歳) 193センチ、95.7キロ
2006年全体25位指名、キャバリアーズ
シーズン途中にボブキャッツから移籍し、出場時間を手に。本来はSGながら、ディフェンシブなPGとしてジャクソンHCから信頼を得る。

<フォワード/センター>
ジョッシュ・パウエル
1983年1月25日(26歳) 206センチ、108.9キロ
ドラフト外入団
身体能力の高いビッグマン。出場機会は多くないが、ワンプレーでチームに勢いをもたらすムードメーカー的存在。

<センター>
DJ・ベンガ(ディディコ・イルンガ・ベンガ)
1980年12月30日(28歳) 213センチ、115.7キロ
ドラフト外入団
プレーオフここまでで4試合の出場に限られているが、マジックにはハワードがいる。ディフェンスでハワードを止めることができるか。

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